【SPI】代金清算と割引の計算方法と練習問題

2016年9月11日(更新: 2016年10月9日)

人数が多いと割引が適用になるという場合や割り勘の計算問題です。

例題1

ある美術館の入場料は1人1000円だが、30人以上の団体であれば20人を超えた分の入場料を20%引きとしている。50人の団体で入場する場合、料金の総額はいくらか?

考え方

20人までは通常の料金なので、以下の料金は確定しています。

$$20 \times 1000 = 20000(円)\tag{1}$$

残りの30人については20%引きが受けられるので、

$$30 \times 1000 \times (1 – 0.2)$$

$$30 \times 800 = 24000(円)\tag{2}$$

(1)と(2)の合計が、かかる料金の総額です。

$$料金の総額 = 20000 + 24000 = 44000(円)$$

以上から、答えは44000円と計算できます。

練習問題1

様々な条件が登場する複雑な割り勘計算パターンです。

ある宴会場の会場費は30000円で、食事代は1人3000円である。20人を超えた場合は、食事代が超えた人数分は2割引となり、会場費も1割引きとなる。40人で参加した場合、一人当たりの料金はいくらになるか?
答えを見る

かかる会場費は、1割引を受けられるので、

$$会場費 = 30000 \times 0.9 = 27000(円)$$

食事代も20人分は2割引であることから、

$$食事代 = 3000 \times 20 + 3000 \times 20 \times 0.8$$

$$ = 60000 + 48000$$

$$ = 108000(円)$$

したがって料金の総額は、

$$総額 = 27000 + 108000 = 135000(円)$$

これを40人で割り勘するので、

$$135000 \div 40 = 3375(円)$$

以上より、一人当たりの料金は3375円であることが計算できました。

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