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先日、Sublime Text 3 をアップデートしました。
すると、javascriptファイルのセーブ時に、編集しているファイルのパスが書かれた赤いポップアップがソースコードの各所に表示されていることに気づきました。
消してもセーブの度に毎回出てきて正直邪魔だったので、発生する原因調査と対策を行いました。
正体はエラーを知らせるポップアップ
2016年9月22日のアップデートに含まれる Build 3124 の内容を見てみると、以下の機能が加わったことがわかりました。
Build errors are now shown inline at the location where they occurred. This is controlled with the show_errors_inline setting.
これは show errors inline という機能で、文字通りのエラー(javascriptの場合は、おそらくJSLint基準だと思われます)が発生した箇所に、この赤い帯状のポップアップが表示されるようになったようです。
確認してみると、確かにjavascriptのエラーが出ている部分とポップアップの出現箇所が一致しています。
ありがたい機能ですが、javascriptの場合はJSLintの判断基準が厳しい部分もあるため、ささいなエラーでも表示されてしまうのはちょっと困ります。
ポップアップを非表示にする
メニューバーから、Sublime Text > Preferences > Settings を開きます。
Default の方で、文字列「show_errors_inline」を検索します。
この行を User の方にコピーして、User側で値を false にします。
以上で、エラーが発生している箇所にポップアップが表示されないようになります。
余談ですが、今回のアップデートで、変数にマウスカーソルを合わせると変数が定義されているファイルの名前と行数を教えてくれる機能が追加されています。便利ですね。
こちらも同様に設定で表示・非表示を切り替えられます。