javascriptのログを表示する

2016年8月31日(更新: 2017年12月20日)

javascriptの最も基本的なデバッグ(不具合の調査)方法はコンソールにログを出力することです。

これから javascript を書いていく中で「ちゃんと書いているはずなのにうまく動かない!」ということが起きるかもしれません。その際、原因を調べるためにログの出力方法を知っておく必要があります。

ログを表示するコンソールの準備

各ブラウザには開発用のコンソールが用意されています。まずはその表示方法を説明します。

ブラウザごとに表示方法が異なるので注意してください。

Google Chrome

メニューバーから 表示 > 開発/管理 > Javascriptコンソール を選択します。

chromeでjavascriptコンソール

すると、画面下にこのようなログコンソールが表示されます。

chromeでjavascriptコンソール2

Safari

まず 環境設定… を開き、 詳細を選びます。その中の一番下にある「メニューバーに”開発”メニューを表示」にチェックを入れます。

Safariで開発メニューを表示する

これで、メニューバーに開発という項目が追加されます。

safariでjavascriptコンソール

その中の「Webインスペクタを表示」をクリックしてください。すると、以下のようなコンソール画面が表示されます。

safariでjavascript表示するコンソール

javascriptのログはコンソールに出力されますので、コンソールタブを選んでおいてください。

Firefox

メニューバーの ツール > Web開発 > Webコンソール を選んでください。

firefoxでjavascriptコンソール

すると、画面下に以下のコンソールが表示されます。

firefoxでjavascriptコンソール

実際にログを表示する

ログを確認するためのコンソールの表示はできましたでしょうか。それでは、実際にこのコンソールにログを出力してみましょう。

javascriptのログを出力するには console.log という命令を使います。

使用例

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">

<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>はじめてのjavascript</title>
</head>

<body>
<h1>はじめてのjavascript</h1>
</body>

<script>
console.log("こんにちは!");
console.log("このようにログが表示されます");
</script>

</html>

このHTMLソースをブラウザで開いて、先ほどのログを見てみてください。以下のようにログが出力されます。

console.logの使用例

これはGoogle Chromeで表示した場合ですが、他のブラウザでも同じようにログが出力されるはずです。

ログを出力する方法は以上です。

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