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マイナポイントとは、マイナンバーカードを持っている人が任意で選択したキャッシュレス決済サービスを利用した際、その利用金額の25%(上限5,000円)分のポイントが還元される仕組みです。
マイナンバーカード自体は確定申告や商標出願などを行う際に便利なので数年前から使用していましたが、マイナポイントの利用は手続きのが面倒そう(専用アプリのインストール > カードの読み取り > 利用する決済サービスの登録)なので放置していました。
ですが、最近は政府が特別給付をマイナポイントで行うことを検討していると話題になったため、この機会に利用手続きをすることにしました。
注意しなければいけないのは、マイナポイントの付与期限は現在のところ2021年末までに設定されていることです。
今からチャージして使うなら早めに手続を行う必要があります。
そして、この「25%還元マイナポイントの対象となるマイナンバーカード」の作成申請は2021年4月末で終了しているそうです。残念ながら、これからマイナンバーカードを作っても25%分の還元は受けられないようです(え?)。
マイナポイントを利用できるサービス
せっかくマイナポイントをもらっても、それをお金(ポイント)として使えなければ意味がありません。
従って重要なことは、どのサービスのポイントとしてマイナポイントが利用できるのかということです。
公式ページを見てみると、マイナポイントをポイントに変換できるサービスの一覧がありました。
普段利用している決済サービスが対象でなかった場合、新たに対象のサービスに登録しなければならないのが面倒なところです。しかも、サービスによってはマイナポイントを利用するために事前登録が必要という点も面倒くささに拍車をかけています。
とは言え、全てのサービスで事前登録が必要というわけではなく、以下のページに記載された決済サービスのみ必要ということだそうです。
普段使いのキャッシュレス決済やクレジットカードと紐付けられたなら、ポイント還元もその利用も楽なので便利そうです。
マイナポイントの利用手続き
手元にICカード読み取り機能が付いたスマートフォンがあったので、かなり楽に手続きできました。
アプリをインストールし、マイナンバーカードにスマホにかざして読み取った後、紐付けたい決済サービスを選択するだけで済みます。
もしこれがない場合は、PCとICカードリーダーを繋いでマイナンバーカードを読み取ったり、コンビニなどの店舗に設置してある支援端末まで行って読み取り作業を行わなければならなかったりとちょっと面倒です。
各状況における具体的な手続方法は以下のページに記載されています。
マイナポイントの予約・申込方法 | マイナポイントの取得・利用まで | マイナポイント事業
PayPayに登録してみた
紐付ける決済サービスとして「PayPay」を選択してみました。
PayPayの場合、チャージ時にポイントを得るか決済時にポイントを得るかを選択できます。
よくわかりませんが、チャージ時なら即時ポイントが付与されるのに対して決済時だとポイントは30日後の付与になってしまいます。付与が遅くなるのは嫌なので、チャージ時特典の方で登録しました。
登録にはPayPayアプリで確認できる「決済サービスID」と「セキュリティコード」の2つの番号をマイナポイントアプリに入力する必要があります。
また、初めてPayPayを利用する場合はマイナポイントアプリとは別に、PayPayのユーザー登録とポイントをチャージする方法の登録が必要になります。登録完了まで一日ほど待ち時間があることにも注意です。
やはり、マイナポイントを利用するためだけに別の決済サービスに登録する場合は面倒になりますね。
おしまい
以上の手続きを終えてから、登録したサービスにポイントをチャージ(または決済)することでようやくマイナポイントがもらえ、そのサービスのポイントとして利用することができるようになります。
正直、給付されるポイントを使うためにわざわざ決済サービスに登録しなければならないのは煩雑なので、以前のように現金給付する方が政府にとっても国民にとっても楽で良いのではないかと思ってしまいます。
今後もマイナポイントの形で還元ということが無いとは言えないので、登録しておいて損はないのかも知れません。
以上、マイナポイントをポイント(お金)として使うための手順についてでした。