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Macのターミナルで使えるコマンド say を使うと、Macが日本語や英語、その他の言語を喋ってくれます。
Macが言葉を話す sayコマンド
Macに言葉を話させるコマンド say の実際の使い方です。
コマンドを使用するには、ターミナルを起動します。デフォルトでは、Launchpad の「その他」にあります。
起動後、以下のコマンドを入力してみてください。
say こんにちは
このコマンドを入力してEnterキーを押すと、ちょっとたどたどしい日本語で「こんにちは」と言ってくれます。
sayコマンドは、音声を喋る人(?)を変えることができます。どんな人が喋ってくれるのかを調べるには、以下のコマンドを入力します。
say -v ?
以下のように、ずらっと中の人が表示されます。(一部写っていません)
日本語環境でのデフォルトでは「Kyoko」さんです。日本語を話せる人(ja_JP)は Kyoko だけみたいです。
別の人に喋ってもらいたいときは、オプション -v を指定した後に、名前を指定してあげます。
例えば、男性の「Alex」さんに流暢な英語を話して欲しいなら、以下のようにコマンドを入力します。
say -v Alex pen pineapple apple pen
話して欲しい部分を明確にするには、ダブルクオーテーションで囲んでもOKです。
say -v Alex "pen pineapple apple pen"
女性の「Karen」さんに話して欲しい場合は、以下のようにします。
say -v Karen "pen pineapple apple pen"
以上のように、sayコマンドを使うと様々な国の人に言葉を話してもらえます。
話してくれた音声を録音する
sayコマンドの音声をファイルに保存することができます。例えば、先ほどの「Karen」さんの音声を .m4a の形式で保存するには、オプション -o を使って以下のようにコマンドを入力します。
say -v Karen "pen pineapple apple pen" -o karen.m4a
何も拡張子を指定しなかった場合は形式が .aiff となります。
.mp3 では出力できないようですので、.m4a で出力したものを iTunes で .mp3 に変換するといいと思います。
以上、Macに言葉を話させて、それを録音する方法でした。