Blender Tips の二回目です。
3Dモデルを作成する際、参考となる下絵(Reference)があると作業がしやすいですね。
しかし、ただ画像を Blender 上に表示しただけでは、作っている3Dのメッシュに隠れてしまって下絵が確認できないといったことが起こります。
下絵が半透明の状態で常に見えるようにする方法について紹介します。
イメージの設定を変える
参考画像のプロパティを表示して以下の二項目の設定を変更します。
- Depth を Front にする
- Opacity にチェックを入れて値を適当になるまで下げる
これらの設定によって、モデルが画像より手前にあっても半透明な画像が見える状態になります。
画像を表示させる視点の設定や座標の状態なども同じプロパティ画面から変更可能なので、軸がちょっと斜めになっているときは参考画像を表示させないようにして誤った角度でのモデリングを防ぐようにするといったこともできます。
以上、参考画像が常にモデルの前面に見えるようにする方法でした。