阿寒湖の神秘が、今度はあなたの汗を「大自然の息吹」へと変える。かつて腸内光合成でスマホを充電する若者たちが世を賑わせたが、最新の健康トレンドは、体内マリモの光合成によって体臭をフィトンチッド香に変える『マリモ・フレグランス・セラピー』だ。この療法は、体内のマリモに特殊な周波数を照射し、代謝過程で放出されるガスを森林の香りに変換するというもの。開発元の「グリーン・エコロジー医学研究所」によると、被験者の9割が「汗をかくたびにマイナスイオンが出る」と回答し、オフィスでの加齢臭対策として密かなブームを呼んでいる。

この療法は、マリモを胃に飼う『バイオ・チャージング』の副作用として、「体から妙な青臭さが漂う」という悩みを逆手に取ったものである。専門家からは「マリモの光合成が過剰になると、皮膚から微細な酸素の泡が噴き出し、冬場は防寒機能すら果たす可能性がある」との指摘もある。しかし、この『真の覚醒』の代償として、直射日光を浴びると体が光り輝き、周囲から「歩く発光体」として畏怖される事例も急増中だ。

『マリモ・シンフォニー』などの音響療法と組み合わせれば、鼓動と香りがシンクロする究極のヘルスケアが完成する。だが、安易なマリモ摂取は厳禁だ。過剰な光合成は脳のニューロンを活性化させすぎ、IQ200超えの天才児を量産する一方で、「緑色の幻覚を見る」という健康被害も報告されている。今やマリモは単なる観賞用ではなく、人間と共生する次世代の臓器として定着しつつあるのだ。

世間の反応としては、「満員電車で森林浴ができる」「体臭が檜風呂の香りになったのでモテる」「日光浴中に反射して同僚の目を潰した」「マリモが暴走して体内から光合成の泡が止まらない」といったポジティブな声の一方で、「鏡を見るたびに緑のオーラが出ていて落ち着かない」という切実な悩みも散見される。