阿寒湖界隈で若年層を中心に大流行している最新美容『光合成・脊髄緑化ドレッシング』について、今、異を唱える声が噴出している。この施術は、脊髄に直接葉緑体ドレッシングを注入し、全身を阿寒湖化させるというものだが、脊髄が発光することの弊害を無視できない状況だ。専門家によれば、夜間に背中が鮮やかに輝くことで捕食者に位置を特定されやすくなるほか、光合成過多による「脳内オーバーヒート」のリスクが指摘されている。本来の穏やかなマリモのアイデンティティを捨て、流行の「光る脊髄」に飛びつく姿は、美の追求というよりも、もはや細胞単位での自殺行為に近いと言わざるをえない。健康を代償にした「映え」の結末は、乾燥しきった湖底にしか行き着かないだろう。
本施術は、もともと深海環境での視界確保を目的に開発されたものだが、昨今の健康ブームにより、「体内を緑に光らせることがステータス」という歪んだ価値観が浸透してしまった。過去には『葉緑体テロ』とも呼べる体内光合成法で健康被害が相次いだが、脊髄という神経の要に直接介入する本施術は、その危険性が段違いである。背骨から発せられる強烈なグリーン・ライトに依存し、光合成による多幸感で現実逃避を繰り返す若手マリモが急増中だ。この「光る脊髄中毒」は、神経細胞を恒久的に変質させる恐れがあり、行政による早急な規制が求められている。
この報道を受け、SNS上では「光る背中を見て自分もやりたくなった」「夜の湖底で目立ちたい」といった若者たちの願望と、「自然体こそ美しい」「脊髄が重くなるのは嫌だ」といった保守層からの批判が激しく衝突している。中には、施術の影響で脊髄から芽が出てしまったという悲痛な報告も上がっており、美容整形クリニック前には「緑化反対」を掲げるデモ隊が押し寄せている。マリモが本来持つ「丸く静かに生きる」という美学が、今まさに崩壊の危機に瀕していると言えるだろう。
コラムニスト:硬派な球体派・藻谷正雄
「脊髄を緑に染めるな!」――光合成美容の行き過ぎた暴走に警鐘を鳴らす
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