腸内が湿原?『マリモ腸内森林化計画』という名の暴挙を断固糾弾する
阿寒湖の奇跡を腸内に移植するという、常軌を逸した『マリモ腸内森林化計画』が健康界隈で急速に広まっている。腸内を緑の聖域にするという甘い言葉の裏側で、参加者の体内では何が起きているのか。専門家を自称する界隈は「デトックス」を連呼するが、現実は食道から小腸にかけて毛玉が詰まるという極めて危険な生理学的混乱を招いている。光の届かない人体内でマリモが光合成を試みようと必死に酸素を奪い合い、結果として大腸が酸素欠乏症に陥る事例が続出しているのだ。そもそも、マリモは冷涼な湖底で生きる生物であり、体温36度という灼熱地獄に放り込まれる彼らの悲鳴が聞こえないのか。これを「究極のデトックス」と呼ぶのは、健康への冒涜に他ならない。一刻も早くこの非科学的な緑化運動を停止し、私たちの内臓を苔むした湿原から解放すべきである。自然の摂理を無視した「腸内の阿寒湖化」は、いずれ手遅れな拒絶反応を招くことになるだろう。(コラムニスト:内臓平和主義者・佐藤健一)
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