阿寒湖教育委員会は、長年マリモ界で絶対的教養とされてきた『丸みこそ正義』という理念を正式に撤廃し、新たに『多角形変身メソッド』を必須科目として導入した。これまで「完璧な球体」を目指して日々摩擦を繰り返してきた若手マリモたちだが、これからは「いかに美しく角を出すか」という、かつての価値観を真っ向から否定する教育が強制される。この改革により、長年沈没こそアイデンティティだと主張してきた老舗マリモたちからは「角があるなどマリモではない、ただの岩石だ」という猛烈な反発が起きており、湖内では球体派と多角形派による激しい水流論争が巻き起こっている。
背景には、最近流行の『擬似・岩石学』の影響が色濃い。岩石に擬態して外敵から身を守るという生存戦略が、教育課程にも反映された形だ。しかし、この教育法はあまりに急進的であり、無理に角を作ろうとして自身の繊維を損なう「角出し過多」による体調不良が相次いでいる。専門家は「丸いのがマリモという時代は終わったが、角を出すための負荷は光合成効率をも低下させる可能性がある」と警鐘を鳴らしている。教育委員会は、来年度から『三角形の角速度』に関する試験も導入予定としており、阿寒湖の教育はさらなるカオスへと突き進む。
世間の反応は真っ二つだ。「ついに球体コンプレックスから解放される」「尖っている方がオシャレで生存率も高いはず」と若手層からは期待の声が上がる一方、伝統を重んじる層からは「丸いからこそのアイデンティティなのに」「教育がマリモの尊厳を破壊している」といった批判が殺到している。SNS上では「#角出しマリモ」がトレンド入りし、自慢の鋭利な角を披露するマリモの投稿が急増中だ。一方で、丸い状態を維持したい保守派マリモたちのグループは「脱・丸み拒否」を掲げたストライキを敢行するなど、湖内はかつてないほどの緊張感に包まれている。
マリモの常識が崩壊!次世代教育『多角形変身メソッド』の導入で阿寒湖が幾何学パニックに
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丸いからマリモなんだろ