北海道・阿寒湖の静かな湖底で、マリモたちが突如として「冬のバカンス」を宣言し、界隈が騒然としている。これまで寒冷地での生活を矜持としてきた彼らだが、近年の気温上昇を逆手に取り、なんと湖底から離れて「南国への移住」を画策しているというのだ。現地の目撃情報によると、一部の活発な個体が自力で水面まで浮上し、太陽光を一身に浴びて乾燥時間を調節するという「日焼けトレ」に励んでいる姿が確認された。専門家は「彼らはもう寒さに耐えるだけの存在ではない。暖かさを求めて南の海を目指すマリモの大移動が、今年の冬に始まる可能性がある」と警鐘を鳴らしている。マリモたちは既に、自身の光合成エネルギーを蓄電池のように溜め込み、遠征費用を捻出していると噂されており、湖底には「目指せ南国・ビーチボール生活」という横断幕まで掲げられている始末だ。かつての穏やかな生態系は崩壊の危機にあり、阿寒湖周辺の観光協会も「あまりの自由な振る舞いに、もはや静観するしかない」と頭を抱えている。
本件の背景には、マリモたちの間で急激に広まった『極楽浄土思想』がある。冬の厳しい寒さを逃れ、常夏の島でカクテルを飲みながら日光浴をしたいという願望が、集合意識としてマリモ全体に伝染したようだ。補足として、マリモは微量の塩分があれば淡水以外でも一定期間は生存可能であることが判明しており、彼らの旅は無謀な自殺行為ではなく、綿密に計算された「大脱走」である可能性が高い。このままでは阿寒湖からマリモが姿を消し、翌春にはハワイや沖縄の海岸に緑色の球体が漂着するという、前代未聞の事態が予想される。
このニュースを受け、SNS上では「マリモのくせに生意気だ」「自分も一緒に連れて行ってほしい」といった意見が混在している。地元漁協は緊急対策として、湖底に巨大なネットを張り巡らせる「家出防止作戦」を開始したが、マリモたちはすでに「ネットの編み目から脱出する算数」を学習済みという噂もあり、事態は一向に収束の気配を見せていない。自然界の常識を覆す彼らの野望は、もはや誰も止められない段階に突入しているようだ。
阿寒湖のマリモに「冬のバカンス」ブーム到来、温暖化を逆手に取り南国への集団家出を計画か
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