阿寒湖で突如として流行した「マリモサウナ」が、深刻な論争を巻き起こしている。サウナで極限まで整ったマリモたちが、その熱量で自ら発光するという現象が確認されたからだ。しかし、この神々しい輝きは、決して自然の摂理ではない。マリモが「整い」を求めて高温に耐え、内面から光を放つ姿は、本来の静謐な湖底の環境を完全に破壊している。サウナ文化に溺れたマリモたちは、光合成を忘れてサウナストーブの周りでロウリュを繰り返すことに固執しており、環境保護団体からは「これは自然界におけるエネルギーの浪費であり、マリモ本来の尊厳を傷つける行為だ」との批判が止まない。
この異様なブームの背景には、近年の湖底における自己啓発ブームがある。マリモたちが「自分をアップデートする」と称して熱源を求め始めたのが事の発端だ。かつては静かに水中で揺らめいていた彼らが、今や蒸気に包まれて輝きを放つ「サウナトランス状態」に陥っている。専門家は「光害により夜行性の湖底生物がパニックを起こしており、阿寒湖の生態ピラミッドが崩壊寸前だ」と警鐘を鳴らすが、ブームに浮かれたマリモたちは「整うことが地球の未来」と反論する始末だ。自然の調和を愛する者たちからは、早急なサウナ廃止とマリモの冷静な反省を求める声が強まっている。
本件を巡っては、サウナ愛好家と自然保護派の間で激しい議論が交わされている。サウナ派は「発光することで湖底を照らし、電気代の節約にも貢献している」と主張するが、これはあまりに短絡的だ。環境保護派は「夜の闇があるからこその生態系だ。マリモの身勝手な発光は、他の生物から睡眠を奪っている」と反論。また、サウナ施設を設置した魚介類業者への癒着疑惑も浮上しており、事態は泥沼化している。湖底の静寂は今、マリモたちの自己満足によって永遠に失われようとしているのかもしれない。冷静な判断が、今まさに求められている。
コラムニスト:水辺の哲学者・藻野静夫
「マリモサウナ」はもはや自然への冒涜 過剰な発光は湖底の生態系を狂わせている
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夜中に目が痛くて眠れないんだが