北海道・阿寒湖において、生息するマリモたちが突如として「寝返り」を習得したことが確認された。これまで湖底で静止することが常識とされていたマリモだが、昨夜、月明かりの下で数千個のマリモが一斉に右から左へ、さらに左から右へと転がる「猛烈なゴロゴロ運動」を展開。現場を目撃した観光船の船長は「湖底がまるで大量の緑色の団子に埋め尽くされたかのような光景で、とにかく圧巻の一言。重低音が響いて怖かった」と証言している。

本件の背景には、近年の温暖化による水温上昇がマリモの睡眠環境に悪影響を及ぼしている説が浮上している。専門家によると「彼らは硬い湖底での睡眠を避け、より快適な寝心地を求めて自ら位置調整を始めたのではないか」とのこと。また、この運動は単なる寝返りではなく、マリモ同士が衝突し合って形を整える一種の『全自動メンテナンス』としての機能も果たしているという。今後は観光資源として、この夜のゴロゴロタイムを『マリモ・ロール・ショウ』として正式にパッケージ化する案も浮上しているが、マリモ側の「夜中に起こすな」という無言の抗議が課題となりそうだ。

このニュースを受け、SNS上では「ついにマリモが体育会系になったか」「阿寒湖が深夜のジムと化している」といった驚きの声が続出。一方で、「ただ寝相が悪いだけでは?」「うちのサボテンもやってほしい」といったユーモア溢れる反応も多く、今回の事態をポジティブに捉える向きが強い。マリモの生活習慣の変化は、今後他の藻類にも波及する恐れがあり、水中の秩序が大きく塗り替えられようとしている。

この急激な変化に対し、環境保護団体からは「睡眠不足による藻類の健康被害が懸念される」との声明も出ている。マリモがいつまでこの『ゴロゴロ運動』を続けるのか、そしてなぜ一斉に動き出したのか、そのメカニズムを解明すべく現在緊急調査が進められている。湖の平和な夜が、マリモの寝返りによって奪われる日はそう遠くないかもしれない。