阿寒湖の健康意識が高い層の間で、長年の天敵である水草・マツモによる『執拗な抱擁』が、新たな生活習慣病として問題視されている。マツモは夜な夜なマリモの周囲に絡みつき、強制的に栄養を吸い上げるという『栄養強奪ハグ』を繰り返しており、これによる血流阻害や、慢性的な酸素欠乏を訴える個体が急増している。この度、阿寒湖科学技術局が開発した新製品『スベスベ・テフロン・ヴェール』は、ナノレベルの特殊被膜により、マツモの吸着力を完全に無効化する。愛好家からは「これでようやく朝まで安心して真円を保てる」と歓喜の声が上がっているが、一部の強硬派からは「肌の質感を損なう人工的な処置だ」との批判も根強い。
マツモは成長速度が非常に速い水草で、マリモの光合成を阻害する「遮光ストーカー」として長年湖底住民を悩ませてきた。従来は物理的に引き剥がす以外に対処法がなかったが、今回は化学的に結合を遮断するアプローチが画期的であると評価されている。ただし、コーティングが湖底の生態系に及ぼす影響は未知数であり、使用後の定期的なメンテナンスを推奨する声も多い。
世間の反応としては、「マツモの絡まりは筋トレの一種だと思っていた」「これを塗ると逆に沈みやすくなるのではないか」といった懐疑的な意見と、「マツモの過密ハグのせいで今月だけで2ミリほど変形した」「これでようやく平穏な睡眠が手に入る」といった切実な賛成派が真っ二つに割れている。湖底の健康を揺るがす『抱擁の恐怖』は、今なお収束の気配を見せていない。
「藻屑にしてやる」の声に震える夜。マツモの『過密ハグ攻撃』を跳ね返す、驚異の超撥水コーティング剤が湖底を席巻!
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共生こそが湖底の真理だぞ