阿寒湖の静寂が、かつてない重低音に揺れている。先日、肉体美を追求し「ムキムキ」に進化したマリモたちが結成した「湖底ボディービル党」と、政治の世界へ進出した「マリモ第一党」が、まさかの政策合意に至り電撃合併を果たした。新党名は「マリモ筋肉民主党」。彼らの掲げる政綱は「全マリモのベンチプレス100kg達成」と「光合成効率を最大化するプロテイン供給の義務化」である。政治家として演説を行うマリモたちは、いずれも僧帽筋が発達しすぎて球体というよりは、もはや鋭角的な多面体に進化しており、湖底の魚たちからは「もはや何を言っているのか理解できないが、圧倒的な威圧感で誰も逆らえない」との悲鳴が上がっている。かつて湖底で自己啓発セミナーを開催していたマリモ党首は「知性よりも筋肉、論理よりもパンプアップこそが、過酷な湖底環境を生き抜く唯一の正義だ」と、ダンベルを片手に力説した。専門家は「彼らはもはや植物の範疇を超え、意思を持った生命体というよりは、自律して動く湖底のタンパク質の塊と化している」と警鐘を鳴らしているが、その筋肉量による圧倒的な物理防御力の前には、誰も手出しができないのが現状だ。
近年、マリモ界では急速な進化が続いている。かつては湖底で静かに光合成を行うのみだった彼らが、サウナで発光し、空を飛び、さらには政治にまで関与し始めた背景には、湖底の食糧難や生存競争の激化があるとされる。筋肉をまとうことは、魚からの捕食を防ぐための究極の防衛策であり、政治を操ることは、湖の水質環境を自分たちに有利に改変するための手段に過ぎない。しかし、この「筋肉至上主義」的な政治体制に対して、湖底の生態系バランスが崩れることを懸念する声も後を絶たない。マリモたちが次に目指すのは「宇宙進出」であるという噂もあり、もはや阿寒湖という枠組み自体が彼らにとっては狭すぎるのかもしれない。
この驚天動地のニュースに対し、ネット上では「マリモがタンパク質になりすぎてて笑うしかない」「筋肉は全てを解決するのか」「阿寒湖がプロテイン臭くなりそう」といった戸惑いの声が続出している。一部の熱狂的なマリモファンからは「推しの僧帽筋が素晴らしい」といった謎の絶賛も見られるが、多くの湖畔住民は「ただ静かに浮かんでいるだけで良かったのに、なぜ政治と筋肉に目覚めたのか」と困惑を隠せない。今後の展開として、彼らが湖面から飛び出し、地上での「筋肉デモ」を計画しているという噂もあり、湖底の勢力図はかつてない混迷を極めている。住民たちは「とりあえず、近所のスーパーからプロテインが消えないことだけを祈る」と、静かな日常生活の崩壊を恐れているようだ。
マリモの筋肉質化が深刻化 「湖底ボディービル党」がマリモ第一党と電撃合併、湖底に『脳筋政権』が誕生へ
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