先日の『阿寒湖オンライン』において、プレイヤー全員がただ一点に留まり光合成を繰り返す「植物園現象」が問題視されている。しかし、これに対して「効率化こそが正義」と断じる一部のユーザーからは、批判の声が上がっている。そもそもマリモの本質は、阿寒湖の底で波に揉まれ、回転することでその丸い形状を維持することにある。ただ静止して栄養を吸収するだけの行為は、MMORPGとしてのゲーム体験を放棄しているに等しい。最新のシミュレーションによれば、水流を逆手に取って転がり続ける「回遊ルート」を確立した個体は、光合成のみを行う個体よりも成長率が15%高いというデータも出ている。止まれば藻、転がればマリモ。我々は今一度、マリモというアイデンティティの根源に立ち返り、画面の前で必死にスティックを倒すべきではないだろうか。静止=生存という旧態依然とした考え方は、そろそろ捨てるべき時だ。
もともと『阿寒湖オンライン』は、マリモの生態をリアルに再現するために物理演算エンジンを極限までチューニングしたことで知られる。しかし、近年のアップデートで「放置機能」が過剰に強化された結果、サーバー内がただの苔むした岩場と化してしまった。開発陣は「マリモの平和な側面を表現したかった」と弁解するが、ユーザー側はもっとダイナミックな回転アクションを求めているはずだ。特に高レベル帯のプレイヤーが、放置を推奨して初心者の育成を阻害している現状は、コミュニティの健全性を著しく損なっていると言わざるを得ない。
本稿では、あえて「放置をしないマリモ」を提唱したい。常に水流を読み、最も陽当たりの良い地点へ転がり続ける。この過酷なルーチンこそが、真の阿寒湖ゲーマーの姿ではないか。かつて『マリモ・オンライン』で語られた「光合成待ちの地獄」は、プレイヤーの努力不足が生んだ幻想に過ぎない。君たちの藻体は、そんなにも硬いのか? 画面の中で丸まり切るまで転がり続ける熱い魂を持つプレイヤーこそが、最強のマリモ称号を得る権利があるのだ。マリモは、いつだって動いている。止まるのは死んだ時だけだという真理を、運営とユーザーは忘れてはならない。(コラムニスト:転がり屋・北海太郎)
「光合成放置」は怠慢だ!マリモMMORPGにおける高効率な転がり戦略のススメ
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仕事中なんだわ