先日の「緑の血液」ブームで健康意識の高い層に波紋を広げたマリモだが、今度は「マリモを丸呑みして胃腸を光合成工場にする」という極端な健康法『インナー・マリモ・システム(IMS)』がSNSで拡散され、医学界が緊急声明を発表した。提唱者によれば、胃酸を中和しつつ体内で酸素を作り出し、24時間エナジーに満ち溢れた生活が送れるという。しかし、阿寒湖の専門家は「マリモは胃の中で膨張し、最悪の場合は腸閉塞を引き起こすだけでなく、体内で微弱なバイオ発電を始めてしまう可能性がある」と警告している。
そもそも、この騒動は「マリモの鼓動」を聴くシンフォニー療法や睡眠中の光合成法などがエスカレートした結果だ。SNSでは「マリモを飲んでから体温が上がり、夜中に体から緑色の発光が漏れ始めた」といった信憑性の怪しい体験談が相次いでいる。栄養学者の間では「人間は植物ではない」という至極真っ当な意見が噴出しているが、一部の過激なマリモ愛好家は、これを「人類の植物への進化」と称賛し、新たな人体実験を繰り返しているという異常事態だ。
マリモは本来、水中で静かに育つ藻類の一種であり、体温を持つ人間と共生するための臓器ではない。過去には「光合成ダイエット」の危険性が指摘されたが、今回は「体内発電」という科学的根拠のない飛躍が加わったことで、厚生労働省も「マリモの摂食は健康被害を招く恐れがある」と異例の注意喚起を行った。医療関係者からは「マリモを飲んで体内で発電が始まったとしても、スマホの充電には使えない」という冷静なツッコミも入っている。
このニュースを受け、SNSでは「緑色の便が出たけどこれって光合成成功してる?」「いや普通に消化不良だろw」といった議論が深夜まで続いている。一方、熱狂的な信奉者は「私はもう自分のマリモと対話できている」と主張するなど、健康法を超えてカルト的な領域へと足を踏み入れつつある。健康を手に入れるつもりが、病院のお世話になるという本末転倒な事態だけは避けたいものだ。読者の皆様におかれては、マリモは「見る」ものとして愛でるに留めてほしい。
マリモを飲み込んで腸内光合成?体内発電がもたらす『真の覚醒』に専門家が警告
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