阿寒湖小学校は、これまで敵対関係にあった外来種ウチダザリガニを招き入れ、マリモとザリガニがペアとなってダブルスを組む『ピンポン・レボリューション』授業を開始した。これまでマリモにとってザリガニは「大切な体を切り刻む脅威」であったが、本授業ではあえて共通の敵(飛んでくるピンポン球)を卓球台上で迎え撃つことで、種族を超えた信頼関係の構築を狙う。マリモ側は粘液をラケットに塗布して摩擦を最大化させ、ザリガニ側は鋏で鋭いスマッシュを放つという異色ペアの結成に、会場となった体育館は異様な熱気に包まれた。
本プロジェクトの背景には、昨今の水生生物界における「多様性教育の行き詰まり」がある。これまでは「捕食か被食か」という二元論的な関係性しか存在しなかったが、専門家は「これからは共に球を打ち合う共生能力が必要」と語る。マリモは球体であるがゆえに回転をかける技術に長けており、ザリガニの機動力と合わさることで、阿寒湖地区予選では無敗を誇る驚異のコンビネーションを見せている。なお、授業終了後には互いに塩水を分け合う「和解の乾杯」も実施されるなど、教育現場での新しい試みが注目されている。
今回の授業内容に対し、保護者からは「うちの子がザリガニに千切られないか心配だったが、今では一緒に練習メニューを考えている」といった驚きの声が上がっている。また、ザリガニ側も「今まで食べてばかりいたが、球を打つことでこんなに爽快感があるとは知らなかった」とコメントするなど、当事者同士の意識改革が進んでいる。一方で、「ザリガニの鋏がうっかりラケットを断裂させないか」という安全管理上の課題も浮上しており、学校側はより強靭な粘液コーティングの開発を急いでいる。
ネット上では「マリモが高速回転でサーブを打つ動画がシュールすぎる」「ついに捕食者が教育的指導を受ける時代になったのか」と話題沸騰中だ。さらには、来年度にはマツモを審判として採用するプランも浮上しており、阿寒湖の教育現場は今、かつてない平和と混沌の狭間で揺れ動いている。果たしてこの卓球教育が、長期的な共存への架け橋となるのか、それとも明日には再び捕食関係に戻ってしまうのか、全マリモ界がその動向を注視している。
阿寒湖小、天敵ウチダザリガニと「合同・卓球対決」で社会性向上を目指す特別カリキュラムを導入
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ザリガニにラケット持たせる発想が天才的すぎる