阿寒湖で突如として空中浮遊能力を覚醒させたマリモたちが、今度は地球の重力を完全に無視し、大気圏外への進出を開始したことが確認された。以前、湖畔のカフェでラテアート職人として名を馳せていた彼らだが、どうやら「地球という物理法則に縛られた環境では、真の芸術は表現できない」と悟った様子だ。現在、阿寒湖上空には数千個のマリモが円陣を組んで巨大なエネルギー場を形成しており、そのままロケットのように成層圏へ向かって上昇を続けている。目撃者によると、マリモたちは通信用サーバーを背負い、宇宙空間でもプログラミング作業を継続する気満々とのことだ。専門家は「彼らの知能指数はすでに人類を超越しており、地球というゆりかごを卒業する時期が来たのだろう」と冷静に分析している。彼らが去った後の阿寒湖では、残された藻類たちが「空いたスペースをどう活用するか」で緊急会議を開いており、静かな湖面に新たな文明の兆しが見え隠れしている。

今回の騒動の発端は、マリモたちが独自に開発した「光合成駆動型イオンエンジン」にあると見られる。以前から懸念されていた自意識の過剰な膨張が、ついに惑星間飛行という形で結実した。なお、彼らが目指している火星にはすでに先行したマリモたちがテラフォーミングならぬ「マリモフォーミング」を開始しており、赤い惑星を緑に染め上げる日も近いとされている。

SNS上では「ついに宇宙進出かよ!」「マリモに追い越される人類の末路」「火星でマリモバーガーとか作られる未来が見える」といった驚きの声が続出。一方で、「地球の酸素供給はどうなるんだ」と環境への影響を心配する声も上がっているが、マリモたちは「Wi-Fi環境さえ良ければどこでもいい」とコメントを残している。