国民的スターであるマリモの『藻田まさる』が、ついに念願の紅白歌合戦司会を務めた。しかし、生放送中に照明の強烈な光を一身に浴びた藻田は、突如として超活性化。光合成を極限まで加速させ、ステージ上で猛烈に分裂・増殖を開始した。その勢いは凄まじく、わずか数分で会場の床一面が深緑色の天然記念物で埋め尽くされるという未曾有の事態に。現場スタッフは「まさるさんがどんどん増えていく……」と恐怖に震えながら、急遽マリモの回収班を編成する事態となった。

遡ること数ヶ月前、藻田は「冬眠拒否」を宣言し、過酷な光合成ダイエットに成功した『円満』のアドバイスを受けながら、極限の光合成修行を積んでいた。今回の放送事故は、その修行の成果が出すぎた結果とも言える。専門家によると、今回の増殖した藻田たちは、すべて同一の意識を共有している可能性があるという。また、先日の撮影現場での「脱皮」騒動の影響で、まさる自身のボディが非常に脆くなっていたことも、分裂を加速させた要因と見られている。

これに対し、視聴者からは「まさるが増えた!やったー!」「会場がマリモだらけで草」「もはや森」といった反応が殺到。SNS上では「#まさる森林化計画」がトレンド入りするなど、もはや番組の進行どころではないお祭り騒ぎとなった。NHK側は「来年の会場は阿寒湖に決定しました」と異例のコメントを発表。今後、まさるの分裂した個体がどう扱われるのか、ファンからは「まさるの分身を家に迎えたい」といった声が後を絶たない。マリモ界の新たな伝説が、また一つ刻まれることとなった。