阿寒湖の自然界に、ついに物理法則を覆す事態が発生した。これまで「多面体化」や「筋肉質化」を繰り返し、湖底で独自の文明を築いてきたマリモたちが、今度はなんと「反重力光合成」による浮遊能力を習得したのだ。湖底のシャンデリアで社交界に興じていた貴族派マリモたちが、突如として湖面に向かって垂直上昇。彼らは「湖底の重力は我々のような高貴な存在には窮屈すぎる」と声明を発表し、水面ギリギリで静止する新たな空中都市を建設し始めた。これにより、かつての湖底ボディービル党との間で「高度を巡る格差社会」が深刻化しており、湖の生態系はかつてない緊張状態に包まれている。
今回の騒動は、かつて湖底で繰り広げられたウチダザリガニとの「筋肉剥奪合戦」に疲弊したマリモたちが、戦いの舞台を物理的に切り離すために開発した生存戦略とみられる。マリモたちは葉緑体を高密度で圧縮し、光合成の副産物として超高純度の酸素ガスを体内に貯蔵することで、自身の体を巨大な気球のように変貌させているという。専門家は「これまでのおにぎり型や多面体といった形態変化は、すべてこの浮遊のための空力学的実験だったのでは」と分析している。
なお、空中都市建設の余波で、阿寒湖を訪れる観光客からは「頭上に浮かぶマリモが日傘代わりになって助かる」「反射した光で湖面がディスコ状態」といった困惑交じりの声が上がっている。一方、湖底に取り残されたマッチョマリモたちは「重力に屈するな、プロテインは深海にこそ宿る」と叫び、さらなる筋肉増強に励んでいる模様だ。
阿寒湖に革命!マリモが『重力無視の浮遊術』を習得、湖底の居住区を放棄し空中都市建設へ
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