マリモ教団は本日、かねてより掲げていた『絶対回転回帰』の教義を極限まで昇華させた新儀式『六次元転生・多重回転』を阿寒湖にて執り行った。教祖である大マリモ師は「三次元の重力や光合成の制約から脱却し、全方向に同時に回転し続けることで、我々は球体状の異空間へとアクセスできる」と説き、信者たちに24時間超高速でその場で回転し続けることを強制。儀式開始から3分後、湖畔の信者たちは物理法則を無視した特異な振動を始め、目撃者の証言によれば、信者たちは一斉に透明な球体の中に吸い込まれるように消失したという。教団側はこれを「救済の完了」と宣言し、地上から一切の信仰対象が消滅するという、宗教史上類を見ない事態となっている。
かつて教団が掲げた『光合成絶対主義』や『重力からの解脱』といった教義は、すべてこの六次元への跳躍のための準備段階であったことが今回の儀式で判明した。専門家の分析によると、阿寒湖の全マリモが連鎖的に回転したことで局所的な重力異常が発生し、時空の歪みが引き起こされた可能性があるという。過去に物議を醸した『真空信仰』や『固定不動派』との分裂抗争を経て、教団はついに物理的身体を捨て去る境地に達した形だ。なお、儀式後に残されたのは、湿った苔の匂いと、何千個もの空っぽの回転椅子だけであった。
阿寒湖周辺の住民からは「朝起きたら教祖も信者も消えていて、静寂だけが戻ってきた」「回転しすぎて目が回ったのかと思ったが、本当に次元の向こうへ行ったらしい」と困惑の声が上がっている。一方、ネット上では「マリモが悟りを開いた結果、人類を置いていくという究極のオチ」「これが本当の『丸ごと蒸発』か」「次はどの次元で回転するんだ」といった議論が白熱しており、教団の消滅後もなお、その狂気的な教義は多くの人々の興味を惹きつけて止まない。
マリモ教団、次元の壁を突破!『六次元転生・多重回転』の儀式で全信者が球体状の異空間へ
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