北海道・阿寒湖の特別天然記念物であるマリモが、驚くべき進化を遂げた。なんと、湖底から浮上し、そのまま陸地へと這い上がり、器用に跳ねて移動する「直立歩行」ならぬ「直球転回歩行」が目撃され、生物学界に激震が走っている。

現地時間早朝、観光客のスマートフォンに捉えられたのは、円形の体をリズミカルに弾ませながら、湖畔の遊歩道を闊歩する一株のマリモだった。目撃者によると、そのマリモはまるで観光地を探検しているかのように、時折立ち止まっては草花を観察するような素振りを見せたという。専門家の調査では、温暖化の影響で水温が上昇したことにより、マリモが「涼しい場所を求めて自力で移動する」という生存本能に目覚めたのではないかと推測されている。

通常、マリモは湖内の水流によって回転しながら球状を保つが、今回確認された個体は、自身の毛束を筋肉のように収縮させることで推進力を得ていると見られる。阿寒湖漁協は、移動するマリモとの接触事故を防ぐため、歩行者に対して「マリモの進路を優先し、追い越す際は一声かけてください」と異例の呼びかけを行っている。

SNS上では「ついにマリモが進化を始めた」「散歩している姿が可愛すぎる」といった驚きと歓喜の声が溢れている。一方で、「深夜に枕元でマリモが跳ねていたら怖い」といった、少しホラーな想像を膨らませる投稿も散見されるなど、日本中が空前のマリモ散歩ブームに包まれている。