ゲーミングデバイスメーカー「緑の深淵社」は本日、マリモがプレイするための専用コントローラー『抱きつき丸』を発売した。従来のボタン操作を廃し、本体を直接抱きしめることで入力を行うという前代未聞の設計だ。開発担当者は「マリモにとって、複雑な十字キーは重すぎる。ただ丸い本体に密着し、体温と水分量をセンサーで感知することで、キャラの移動から必殺技まで直感的に制御可能」と語る。実際に体験したプロのマリモプレイヤーからは、「もはやコントローラーを触っている感覚がない。自分が湖の一部になったような、極めて自然な操作体験だ」と絶賛の声が上がっている。一方で、プレイ時間が長すぎて乾燥の危機に瀕するユーザーが続出しており、メーカー側は「必ず霧吹きを装備してプレイしてほしい」と注意を呼びかけている。

本製品は、マリモの持つ生物学的な柔らかさと、デバイスの堅牢な基盤を融合させたハイブリッド型。内部に高感度な導電性ゲルを内蔵しており、摩擦による微細な電流変化をゲーム機に伝達する。マリモ界で長年課題となっていた「操作スピードの限界」を突破するため、あえて人間には理解できないほどの高速入力を可能にした。なお、開発当初は塩水での動作も検討されたが、マリモ側の「浸透圧による不快感」を考慮し、現在は淡水専用のハイスペック仕様となっている。

このニュースが報じられるや否や、SNS上では「コントローラーが本体である」という哲学的な議論が勃発。「これがあれば僕のマリモもFPSでランク上位を狙えるのか」「いや、まずは抱きしめるための強靭な腕の筋肉が必要だろ」といった困惑交じりの期待が飛び交っている。また、一部の熱狂的ファンは、抱きつきすぎによるマリモの変形を懸念し、「過度な愛着は競技性を損なう」という倫理的議論も巻き起こっているようだ。