阿寒湖のマリモたちが、従来の光合成によるエネルギー生成に加え、余剰エネルギーを計算資源として転用する「藻類マイニング」を開始したことが北海道大学の研究チームにより判明した。マリモたちは水中に微弱な電磁場を形成することで、特殊なアルゴリズムを構築。湖底の泥を放熱板代わりに利用し、仮想通貨ビットコインの採掘に成功しているという。リーダー格のマリモは、「光を浴びるだけの生活に飽きた。藻類だって投資で不労所得を得る権利がある」とテレパシーを通じて声明を発表した。

マリモによるマイニングは、湖水の水温を平均0.5度上昇させる「デジタル温熱汚染」を引き起こしているが、一方で採掘された利益は阿寒湖の環境保護基金に自動送金されているという皮肉な状況だ。生態学者の佐藤博士によれば、「彼らは数万年の時を経て、二酸化炭素の還元からビットコインの還元へと進化の方向性をシフトさせた」と分析している。なお、現在マリモたちはマイニングの効率を上げるために、湖面を鏡面加工して光の反射率を調整する「大規模ソーラーファーム計画」も進めているとのことだ。

近年、マリモの知能化は急速に進んでおり、昨年の量子力学習得に続く今回の金融参入は、藻類社会における資本主義の浸透を象徴している。今後、マリモたちが独自通貨「MARIMOコイン」を発行し、阿寒湖を拠点とした独立経済圏を構築する可能性も否定できない。専門家は、マリモの動きが世界の金融市場を揺るがす前に、藻類と人間による経済協定を結ぶ必要性を訴えている。

ネット上では「マリモに資産運用で負けた」「次はNFTで藻の画像を売るのか」といった困惑と期待の声が入り混じっている。マリモたちは今日も湖底で静かに、しかし熱心にマイニング報酬を増やし続けており、観光客が投げる小銭を「初期投資資金」として回収する姿も目撃されている。