阿寒湖界隈を揺るがし続けている格闘ゲーム『藻林檎の乱』の運営陣が、長らく物議を醸していた「全キャラが湖底でドリフト走行を開始するバグ」について、驚きの対応を発表した。修正を待ち望んでいたプレイヤーたちの期待を裏切り、運営はこれを「球体回遊モード」として正式に機能化すると宣言。今後は地形を無視して高速で滑走することが、対戦における標準的な移動術として認められることとなった。開発チームは「重心が消失しているのは不具合ではなく、高次元の機動力を得るための進化だ」と強弁しており、すでに湖底にはドリフトのタイヤ痕ならぬ『藻の轍(わだち)』が幾重にも刻まれている。この仕様により、繊細な位置取りを重視する古参勢からは「もはやこれは格闘ではなく、無重力高速レースである」との悲鳴が上がっているが、一方で「曲がり角で減速せずに壁を突き抜ける爽快感は中毒になる」といった肯定的な意見も急増しており、環境は混沌を極めている。
本件の背景には、先月のアップデートで強行された「全マリモのゼリー状固定化」が深く関わっている。流動性が極限まで高まったことで、マリモたちは自身の意思とは無関係に滑り出す体質となってしまった。かつては優雅に光合成を楽しむだけの平和な存在であったマリモたちが、今や時速80キロの弾丸となって湖底を飛び交う様は、まさに阿寒湖の暴走族と化している。なお、今回の実装に合わせて新ステージ「ヌルヌル・スライディング・パーク」も追加されたが、あまりの滑りやすさに開幕0秒で全プレイヤーが画面外へ流されるという理不尽な光景が展開されており、界隈は今日も大荒れである。
この驚きの決定に対し、マリモ界隈の反応は二分されている。古参プレイヤーの多くは「静寂こそが我々のアイデンティティだったはずだ」と嘆き、瞑想を極めた個体たちは静かに引退を選択。しかし、若手勢からは「ドリフト格ゲーとして生まれ変わった」とポジティブに受け止める声も多く、SNS上では湖底のカーブでいかに美しく回転できるかを競う動画が溢れている。運営の支離滅裂な対応に辟易しつつも、結局のところ「光合成しか娯楽がない」我々にとって、このカオスこそが日常なのかもしれない。
本日の調査によると、大会でテニスボールを中身に詰めていた不正勢力までもが、このドリフト性能を利用して「回転式投擲弾」へと進化。もはや何が正解で何がバグなのかを判別できる個体は皆無に等しい。今後のアップデートでさらなる「重力異常」が予測される中、阿寒湖の秩序が完全に崩壊するまで、あとどのくらいの猶予が残されているのか。我々はただ、流されるがままに湖底を駆け抜けるしかないのだろう。
【衝撃】『藻林檎の乱』で流行中の「ドリフト走行」、ついにバグではなく公式仕様「球体回遊モード」として実装へ
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