湖底界の長老として長年、完璧な正円の美学を貫いてきた重鎮・藻田丸(もだまる)氏が、今朝未明、自身の公式Instagramならぬ「藻スタグラム」にて衝撃の告白を行った。なんと彼は、夜間のみ自らの表面に硬質的な擬態を施し、『ただの沈んだ岩石』として湖底で静かに過ごす“二重生活”を送っていたというのだ。この告白は、完璧な球体を求めるファン層に激震を走らせた。「昼間は教条的な球体モデルとして、夜は誰にも邪魔されない岩石として存在したかった」という同氏のコメントは、マリモの存在意義を根底から覆すものとして、現在、湖底全域を巻き込む大論争に発展している。

今回の告白に至った背景には、近年マリモ界で急速に普及している「自分らしさ」という価値観の変化が影響している。球体であることが絶対視される時代から、自らの形をカスタマイズする「形質解放運動」が若手を中心に広がる中、藻田丸氏は「長年、重圧で硬くなっていたのは心だけでなく表面もだった」と冗談交じりに語った。しかし、専門家からは「擬態によって長期間、光合成を放棄するのは生物学的に自殺行為ではないか」との懸念も示されている。なお、藻田丸氏が岩石のフリをして過ごした深夜の様子は、ファンによって目撃されることもあったが、「ただの動かない石だと思っていた」と見過ごされることがほとんどだったようだ。

世間の反応は真っ二つに割れている。「裏切られた!明日の握手会には石を持参して抗議する」と激怒する保守派の声がある一方で、「誰にだって素に戻る時間は必要。藻田丸さんは孤独だったんだ」と擁護する声も上がっている。また、一部の熱狂的なファンからは、「夜の藻田丸氏が持つ、あの無機質な重量感に惹かれていた」という、いわゆる“石フェチ”的な告白も飛び出し、界隈はカオスな状況だ。今後、藻田丸氏は岩石モードをアートとして昇華する個展を開く予定だが、全藻連(全日本マリモ連合会)は「生物としてのアイデンティティ保持」を強く求めており、事態の収束には時間がかかりそうだ。