湖底界の絶対的カリスマ、丸山(推定樹齢200年)が、ついに長年の悲願であった「重力の完全克服」に成功した。これまでのマリモは「底に沈むもの」という常識を覆し、細胞内に高濃度のヘリウムを生成することで、水中で完全に浮遊するスキルを習得したのだ。丸山は湖底の泥を払い、「ずっと底ばかり見ていては、藻類の未来は見えてこない。これからは空中戦だ」と、水面下数メートルの位置で華麗にホバリングしながら独占インタビューに応じた。今後は湖底のライブステージではなく、湖の中層を巡回する「空中ライブツアー」を敢行する予定だという。

本件は、長年「沈んでなんぼ」とされてきたマリモ界の伝統を根底から揺るがす革命的な出来事である。光合成の効率を上げるために陽光を追い求めるマリモは多いが、物理的に浮遊まで遂行するのは史上初。丸山は特殊な振動で水分子をかき分け、まるでUFOのように湖内を移動しており、専門家はこれを「もはや植物ではなく、緑色の生命飛行物体」と表現している。丸山は「重力に縛られる時代は終わった」と語り、今後は水面近くの清浄な水を独り占めする優雅なスタイルを貫く意向を示した。

これまで、丸山はザリガニとのデュエットや自己流硬化魔法など、常に常識外れの行動でファンを驚かせてきた。今回の浮遊術についても「次はどこまで行くのか」と期待する声が上がる一方、「湖底に落ちてくる栄養分を放棄して大丈夫か」という栄養学的懸念も囁かれている。しかし、本人は「そんなのは微々たる問題。空を飛ぶ快感に比べれば、窒素の摂取量なんて誤差だ」と一蹴。湖底界の重鎮によるこの前代未聞の空中散歩は、他の若手マリモたちにも多大な影響を与えており、すでに練習場には「浮き」を志すマリモが押し寄せている。

ネット上では「丸山ついに飛行能力解禁か」「これが噂の緑の空中要塞」「沈没マリモの逆襲」「重力とは何かを考えさせられる」「栄養不足で縮まないか心配」「丸山なら空でも生きられそう」「これもう湖底から追放して飛行物体として登録すべき」「推しの進化が斜め上すぎて脳の処理が追いつかない」「次のステップは陸上進出か」といった驚きの声が殺到している。一部からは「沈まないなら、それはもうマリモなのか?」という哲学的な問いも投げかけられているが、丸山は「沈まなくても心は常に湖底にある」と、クールな回答でファンをさらに熱狂させている。