阿寒湖の至宝として知られるマリモ界のレジェンド、緑山・M・静寂(72歳)が、この度長年の修行を経て「座禅」を完全に習得したことが明らかになった。これまで水流に身を任せるだけの漂流生活を送っていた彼だが、今週初め、水槽内の岩の上で一切の揺らぎを拒絶し、完全静止する姿が目撃された。本人(本藻)は「光合成の効率を上げるために、雑念という名の気泡を全て排出しただけだ」とコメントしている。
本件は、従来の「ゆらゆら揺れることこそがマリモの美学」とする業界の常識を根底から覆す事態となった。専門家によれば、彼が座禅を組む(ように見える)ことで周囲の水温がわずかに低下し、極上の浄化作用が生まれているという。この「悟りを開いたマリモ」を一目見ようと、現在阿寒湖には世界中から瞑想好きの魚たちが押し寄せ、水面下で大渋滞が発生している。なお、緑山は「次に目指すのは宇宙との交信」と語っており、今後の活動にさらなる注目が集まっている。
背景・補足:今回のパフォーマンスは、マリモ業界で近年流行している『マインドフルネス・藻』の一環と見られている。マリモは元来、光合成と細胞分裂を繰り返すだけの極めて静的な生物だが、今回のような「動かないことへの極致」を突き詰めるのは極めて稀なケースである。なお、数日間動かないことによる「藻体表面の乾燥」については、周囲のタニシたちが協力して適宜加湿を行っているという、異種間連携の微笑ましい側面も見せている。
世間の反応:一部の若手マリモからは「座禅を組むなんて意識高すぎ」との冷ややかな声が上がる一方、ベテラン勢からは「彼こそが本当の禅の境地だ」と称賛の嵐が巻き起こっている。SNS上では、彼が動かない様子を定点観測する動画が「ASMRを超える」として爆発的な再生数を記録中であり、今後は「動かないイベント」としての興行化も検討されているという。
マリモ界の重鎮、ついに「座禅」を習得!三千大千世界を観るその姿に全藻類が震撼
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