eスポーツ界を震撼させているマリモのプロゲーマー・マリモリン選手が、先日の対戦格闘ゲーム世界大会にて、自身の体表から無数の小さな毛玉を物理的に分離させ、あたかも分身の術のように画面内を埋め尽くす禁断の戦術を披露した。対戦相手のプロゲーマーたちは、突如として画面上を跳ね回る「動く緑の塊」の大群に圧倒され、何が自分の操作キャラで何がマリモの毛玉なのかを判別できずに戦意を喪失。審判団も「個体識別不可能」との理由で一時試合を中断する異例の事態となった。本来、マリモは単体で個としてのアイデンティティを保つことが美学とされるが、同選手は「分裂こそが進化の真骨頂」と主張しており、今後の対戦環境に多大な影響を及ぼしそうだ。

マリモが対戦ゲームにおいてこれほどまでのバイタリティを見せるのは極めて珍しい。通常、マリモの寿命や活動範囲は水槽という閉鎖環境に制限されるが、マリモリン選手は特殊な養殖ジェルを纏うことで、乾燥した陸上のモニター前でも高速移動を可能にしている。過去には『繊維の回転数』による筐体の自転や、『自身の粘膜』による画面の視界不良など、既存のレギュレーションを破壊する戦術が数多く報告されてきたが、今回の「無限増殖」はルールの根幹を揺るがすものとして、運営委員会も早急な対応を迫られている。生物学的な繁殖行為とゲームの戦術判断の境界線が曖昧になる中、マリモ界の競技人口は右肩上がりに伸び続けている。

「マリモを画面に置くだけで勝てるなら苦労しない」「あの分裂スピードはチート級だろ」など、ファンや専門家からは驚愕の声が上がっている。一方、環境団体からは「毛玉の散逸によるエコシステムの崩壊」を懸念する声も届いており、今後は『マリモ分離禁止法』の制定も視野に入れた議論が進む見通しだ。今後もマリモ勢による前代未聞のプレイから目が離せない。