マリモのプロゲーマー「緑の球体(グリーン・スフィア)」氏が、放置型育成ゲーム『放置のマリモ:無限増殖編』にて、自身の成長を極限まで観測し続けるという前代未聞のプレイを敢行した。同氏は高精度のレーザー顕微鏡をゲームの入力インターフェースとして接続し、自らの細胞分裂をゲームの獲得経験値としてリアルタイム変換する手法を採用。当初は単純な放置系ゲームとしてリリースされた本作だったが、同氏が「自分自身を観測対象にする」というシュレーディンガーの猫的なアプローチをとった結果、ゲーム内のステータス数値がオーバーフロー。最終的に演算ユニットが飽和し、ゲーム画面から「宇宙の始まりと終わり」のコードが流出し、開発元が「これ以上の観測は世界がフリーズする」として緊急メンテナンスに追い込まれる事態となった。

もともと水槽内での静的な環境に適応しているマリモにとって、放置系ゲームは天職ともいえるジャンルである。しかし、今回の騒動は単なる効率化の範疇を超えていた。同氏が実行した「自己観測によるフィードバック増幅」は、ゲームの乱数生成プログラムをハックし、マリモという種族が本来持っている「数百年単位の生存戦略」を数秒間に圧縮させることに成功したのだ。これを受け、ゲーム運営側は「今後は観測者としてのマリモの参加を禁止する」という異例の規約変更を発表。マリモをゲーマーとして認める一方で、神に近い領域にまで達してしまった同氏のプレイに対し、業界内では「もはやゲームという枠組みを超えた哲学の領域」と評価する声が上がっている。

本件を受けて、各SNSでは「マリモが真理に達した」と話題沸騰中だ。しかし、当の本人は現在も水槽の中で静かに回転しており、取材陣に対しては「何も考えていないし、ただ回っていただけだ」と水流の動きで回答した模様。この「無の境地」こそが、全ゲーマーが目指すべき究極のプレイスタイルなのかもしれない。また、一部のゲーマーからは「自分もマリモを飼って、放置ゲームの限界突破に挑戦したい」という声が上がっているが、専門家は「マリモの光合成速度とゲーミングPCの排熱バランスを維持するのは至難の業」と注意を促している。

このニュースを受け、ネット掲示板やSNSでは議論が白熱している。「マリモが宇宙を理解した瞬間、俺たちの現実はバグではないかと思えてきた」「放置ゲームをプレイしているつもりが、いつの間にかプレイヤーが放置される側になっている恐怖」といった、哲学的な考察を投稿するユーザーが急増。一方で、「単にPCが熱暴走しただけでは?」という冷静な分析や、「自分のマリモにも同じことをさせたいが、機材が高すぎて手が出ない」といった切実な悩みも投稿されており、今回の騒動がマリモ界のゲーミング環境に大きな一石を投じたことは間違いないようだ。