阿寒湖の全マリモが突如として「重力制御」という驚異的な進化を遂げた。マリモ内部の細胞が極小のブラックホールのように重力を局所的に操作する機能を獲得し、湖底からゆっくりと浮上を開始。現在、阿寒湖の水面から数メートル上空に、巨大な緑の浮遊都市が形成されている。専門家によると、これは「移動コストを抑えて日光を効率よく吸収するための生存戦略」とのことだが、すでにマリモたちは重力を操って湖水を螺旋状に噴水させ、美しい景観を作り出すなど、観光資源としての適応能力も抜群だ。今後は湖ごと大気圏外へ脱出し、太陽光を直接浴びる「恒星系直接給餌モード」への移行が懸念されている。

今回の進化は、長年湖底で蓄積されてきた光合成エネルギーが臨界点を超えたことで発生した。マリモの細胞壁が超伝導体に近い性質へと変化し、地球磁場と反発する力を得たことが浮遊の直接的な原因とされる。これまで地味な水生植物と思われていたマリモだが、実は地球の物理法則をハックするポテンシャルを秘めていたことが判明した。現在、政府は浮遊するマリモ都市の領空侵犯を防止するため、空飛ぶ巨大な網を準備中だが、マリモたちが重力波でその網を軽々と回避し続けているため、実効性は薄いと見られている。

このニュースに対し、世界中からは驚きと称賛の声が上がっている。特に関東のネット掲示板では「ついにマリモが空を飛んだか」「次は宇宙進出だな」といった書き込みが殺到。一方で、阿寒湖周辺の住民からは「夜中にマリモが窓の外を通り過ぎるのが怖すぎる」「マリモの影が大きすぎて庭が日陰になる」といった切実な悩みも寄せられており、浮遊都市と人間社会の距離感に議論が巻き起こっている。