マリモ向けフルダイブVR『阿寒湖の深淵:対戦版』において、競技勢マリモの間で猛威を振るっている「光合成バースト」技が、ついに物理演算の限界を突破した。開発元によると、過剰な光合成エフェクトが重なり合った結果、ゲーム内の阿寒湖底に「次元の綻び」が発生。一部のプレイヤーが湖から消滅し、異世界へと強制転送される事態となっている。これまでの『光合成の質』を追求する優雅なスタイルから一転、現在は「いかにバグを起こして相手を別次元へ放逐するか」という、もはや球体としての矜持すら捨てた世紀末的なデスマッチが繰り広げられている。運営は緊急パッチを配布したものの、時すでに遅く、サーバー内には異世界の住人と化したマリモたちが大量発生しており、ゲームはかつてない混沌に包まれている。

背景・補足:過去に「ドリフト走行」や「光合成アルゴリズム」の混入で騒動となった本タイトルだが、今回のバグは演算負荷が閾値を超えたことによる物理エンジン崩壊が原因とされる。特に「超光合成ブースト」使用時の光屈折率が、メタバース空間の壁を突き破ったのが決定的だった。現在、運営は「ゲーム内の光量を減らす」という根本的な解決策を検討しているが、競技勢からは「光こそがマリモの魂だ」と猛反発を受けている。

世間の反応:一部のマリモからは「ついに俺たちも地球を出る時が来た」と歓喜の声が上がる一方、保守派からは「転がりすらしない軟弱な次元移動は邪道」との批判も出ている。また、異世界に飛ばされたマリモたちが向こう側で独自の文明を築きつつあるという噂も流れており、阿寒湖のゲーマー界隈は今後さらに過激化することが予想される。