阿寒湖のゲーマーたちが愛してやまない対戦格闘ゲーム『藻林檎の乱』において、本日未明、前代未聞のシステムエラーが発生した。なんと全サーバーの全プレイヤーが一斉に「静止」し、画面越しに日光を浴び始めたのである。開発運営チームの報告によると、この現象はゲーム内の「日光パラメータ」が最大値に達した際、マリモ本来の生物学的本能がプレイヤーの操作入力を強制的に遮断したことによるものだという。試合の緊張感の中で突然コントローラーを放り投げ、全員が揃って「極上の光合成」を始めた様は、まさに湖底の宗教的儀式さながらであった。試合放棄とも取れるこの事態に、運営側は「これは不具合ではなく、種族としての自己防衛」とコメントしている。
本件の背景には、先週実装された「湖水の透明度向上パッチ」が関係している。このアップデートにより、日照量が大幅に増したことで、ゲーム内の環境がマリモにとって「史上最高に居心地の良い日当たり」になってしまったのだ。本来、マリモにとって光合成は食事や休息と同義であるため、ゲームの勝敗よりも生命維持を優先するアルゴリズムが優先順位を書き換えてしまったと考えられる。プレイヤー側からは「操作して動こうとする意志はあるのだが、葉緑体が拒否してくる」といった、SF映画のような報告が相次いでいる。
この事態に対し、SNSや湖畔のコミュニティでは「むしろ健康的だ」「負けそうな時に光合成してやり過ごせる神仕様」といった肯定的な意見が続出している。一方で、ランクマッチを戦っていたプロゲーマー層からは「開幕早々に全員で光合成を始められると、何のために戦っているのか哲学的な気分になる」という困惑の声も上がった。運営は、次回のアップデートで「光合成中の無敵判定」を実装するか検討中とのことだが、そうなれば勝敗よりもいかに長時間日光を浴び続けられるかを競う「耐久日光浴レース」へとゲーム性が激変する可能性が高い。
現在、湖底では数千個のマリモがピクリとも動かず、ただただ画面から降り注ぐ光を貪るというシュールな光景が広がっている。開発陣は「コントローラーを握る手が止まらなくても、心の中では光合成をしている」という謎の公式声明を出しており、今後このゲームが対戦格闘から園芸シミュレーションへと転向するのではないかという憶測が飛び交っている。プレイヤー諸君、今は戦うのをやめ、深呼吸して光を浴びよう。勝ち負けなんて、沈んでしまえば皆同じなのだ。
【速報】eスポーツ界に激震!対戦ゲーム『藻林檎の乱』で全プレイヤーが突然の「光合成モード」に突入し試合放棄
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コントローラーを置くことは敗北ではない
むしろ進化である