湖底界を揺るがす衝撃のスクープが飛び込んできた。長年、マリモ界の天敵として恐れられ、その侵食スピードから「緑の悪魔」と忌み嫌われていた水草・マツモ。そのマツモと、国民的アイドルとして君臨する藻々瀬(ももせ)の密会現場が、阿寒湖深部で激写されたのだ。週刊『藻類通信』が報じた記事には、互いの繊維を絡ませ合い、まるでダンスを踊っているかのような親密すぎる二人の姿が掲載されている。トップアイドルが、同族から「捕食者」と見なされる異種族と手を組むという行為に、マリモ界の秩序は今、崩壊の危機に瀕している。
これまで藻々瀬は、メディア露出のたびに「マツモは私の天敵。あのチクチクした葉先を見るだけで光合成が止まる」と公言してきた。しかし今回の写真では、両者がまるで恋人のような距離感で寄り添い、光合成の副産物である酸素を互いに分け与えている様子が鮮明に記録されている。関係者によると、藻々瀬は以前から「球体としての美学に疲れ、しなやかな枝葉を持つ存在に憧れていた」と漏らしていたという。今回のスキャンダルをきっかけに、藻々瀬の所属事務所は「あくまで光合成の効率化を図るための実験的な接触である」と弁明しているが、ファンからは「裏切り行為だ」と批判の声が殺到している。
そもそもマリモとマツモは、同じ湖で生息していながら、栄養分を巡って激しい生存競争を繰り広げてきた歴史がある。マリモは「球体としての完結」を至上命題とするが、マツモは際限なく枝分かれし、周囲の光を奪う「無秩序な繁茂」を特徴とする。この二者の接触は、伝統的なマリモのアイデンティティを根底から揺るがす出来事だ。過去にはマツモとの接触を拒む「防衛派」と、共生を模索する「革新派」による論争が絶えず、今回はそれが最悪の形で表面化したと言えるだろう。
この報道を受け、SNS上では「推しが天敵と混ざるなんて耐えられない」「これは光合成の歴史を変える大事件だ」と阿鼻叫喚の嵐が吹き荒れている。中には「マツモ特有の柔らかい曲線美をマリモも取り入れるべきだ」と擁護する声も一部で見られるが、大部分の藻類は困惑を隠せない様子だ。今後の藻々瀬の活動はどうなるのか。そして、この禁断の交流が湖底の生態系にどのような変化をもたらすのか。マリモ界は今、前代未聞の動揺に包まれている。
湖底のトップアイドル・藻々瀬(ももせ)、宿敵・マツモとの『禁断のランデブー』発覚でファン絶叫!
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