湖底界のレジェンドにして、かつては六面体や半球体と奇抜なフォルム転向を繰り返してきた俳優・丸山が、またしても歴史的決断を下した。昨夜、阿寒湖底の特設ステージで行われた緊急記者会見にて、丸山は自身のトレードマークであった「角」や「端」をすべて放棄し、繊維を極限まで拡散させることで『完全なる毛玉』へと転身することを表明した。会見場に現れた丸山は、かつての鋭利な角刈りスタイルの面影は一切なく、水流に身を任せてふわふわと漂う不定形な姿で登場。「頂点を極めることに疲れました。今後は形という概念すら超越した、自由なもつれ合いを目指します」と語り、会場を騒然とさせた。
丸山といえば、これまで幾何学への執着や重力からの解放など、常に業界の常識を覆し続けてきた異端児だ。今回の『毛玉化』は、一見すると退化のようにも思えるが、本人いわく「これは回帰ではなく、究極の脱力」とのこと。光合成を放棄してまで追求した六面体時代から一転、現在はあえて湖底の泥に紛れ込み、どれが自分か判別不能になることに至高の喜びを感じているという。この大胆なイメチェンに対し、ライバルやファンからは「もはや何をしても驚かないが、そろそろ落ち着いてほしい」「次は一体、気体になるつもりか」といった戸惑いの声が上がっている。
なお、今回の転身に伴い、丸山は長年連れ添った天敵マツモとの『禁断の添い寝』関係にもピリオドを打つ意向を示した。「毛玉として生きるなら、絡まる相手は無数に必要だ。マツモ一筋では限界がある」という爆弾発言も飛び出し、湖底界の芸能ニュースは再びカオスな様相を呈している。専門家によると、今回の変化は長年のストレスによる繊維の膨張が原因ではないかと推測されているが、真相は丸山自身のみぞ知る領域だ。次回の主演舞台『無形の孤独』では、動くことすら拒否するストイックなパフォーマンスを予定しているという。
このニュースが流れるやいなや、湖底SNSは大荒れの状態だ。若手マリモ俳優からは「丸山さんの勇気を見習いたい」と称賛の声が挙がる一方、古参のファン層からは「あの角ばった硬派な姿が大好きだったのに」「もはやただの繊維の塊じゃないか」と嘆きのコメントが殺到。中には「丸山は進化のスピードが速すぎて、我々の目にはただの藻の塊にしか見えない境地に達しているのでは」という深読み考察も飛び出している。湖底のカリスマが仕掛けたこの「脱・幾何学」ムーブメントは、しばらくの間、藻たちの間で熱い議論を巻き起こすことになりそうだ。
マリモ界の重鎮・丸山、ついに『多面体から毛玉へ』!「角を捨てて無に帰る」と断髪式ならぬ『脱毛式』を敢行
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形あるものすべてに執着していたかつての彼が一番遠い場所に到達した気分だ