マリモ界のファッションリーダーとして知られる緑山(42)が、長年維持してきた「フサフサの天然毛羽立ち」を完全に削ぎ落とし、大理石のような鏡面仕上げに転身したことが湖底で大きな波紋を呼んでいる。今朝行われた緊急会見で、緑山は光沢を放つそのボディを披露。「これまでの野暮ったい質感は卒業です。これからは光の反射で見る者を圧倒する、サイバー・マリモの時代が来る」と語り、自身の細胞を物理的に研磨する「深層ピーリング」という禁断の美容術を公開した。専門家によると、今回のイメチェンは光合成の効率を劇的に向上させる一方で、湖底の同業者からは「滑りやすくて隣に並べない」「冬の冷え込みがダイレクトに伝わってきそう」と戸惑いの声が上がっている。かつてのシンボルであった「温かみのある緑」を捨て、冷徹なまでの輝きを手に入れた緑山。果たしてこの極端な美容改革は、次世代のスタンダードとなるのだろうか。

近年、マリモ界では「いかに周囲と差をつけるか」という自己主張の激化が問題視されており、過去には重鎮の丸山が六面体へ進化を遂げるなど、異形化の波が加速している。緑山の今回の行動も、そうした「脱・伝統」の流れを汲んだものと見られる。なお、ピーリング直後の緑山は、その滑らかさゆえに湖底の傾斜を止まらずに転がり続け、結局、隣町まで300メートルほど転がり落ちるというハプニングも発生した。本人は「これもパフォーマンスの一環」と強がっているものの、当面は滑り止めマットの上での活動が推奨されている。

この報道を受け、SNS上では「もはや光る高級オブジェ」「湖底のディスコボール」と皮肉交じりの称賛が飛び交っている。一方で、古参ファンからは「あのモフモフした感触こそがマリモのアイデンティティだったのに」と悲しみの声も。また、一部の研磨剤業者は、今回のトレンドを受けて「家庭用マリモ研磨キット」の発売を計画しており、マリモ美容市場は予期せぬ過熱を見せている。光り輝く緑山の姿は、今後数日間、湖底のメインストリートで展示される予定だ。