阿寒湖の静寂を切り裂く重低音で知られる湖底のカリスマDJ『藻・メタリカ』が、先月から敢行している「太陽光発電の放棄と湖底ケーブルからの電力直接接続」という暴挙に対し、阿寒湖マリモ自治会が法的措置に踏み切った。同DJは「光合成によるエネルギー生産は効率が悪すぎる。もはや現代のトレンドではない」と主張し、湖底に敷設された通信用光ケーブルから不法に電力を抽出するデバイスを自ら装着。その結果、周辺の水域では深刻な電力不足が発生し、光合成を愛する保守派マリモたちが「影に追いやられている」と悲鳴を上げている。この一件は、古くから守られてきた「太陽光こそが命の源」というマリモ界の不文律を根底から覆す、前代未聞のエネルギー革命(あるいは反乱)として注目を集めている。
背景には、SNS『藻スタグラム』を中心に加速する「映え」への過剰な適応がある。かつて『重力無視』の浮遊技術を使いこなす若者たちが台頭した際、彼らの電飾代わりとなる電力消費が急増した。DJ藻・メタリカは、そのブームの先頭に立ち、「自分の輝きは太陽に依存しない」と宣言。独自に開発した『プラグイン・コア』を体内に埋め込み、常にLEDで全身を発光させるスタイルを確立した。しかし、この強引な電力供給は、湖底ネットワークのトラフィックを圧迫し、一部のエリアでは「マリモの生活インフラが麻痺している」との指摘が相次いでいた。自治会側の弁護士は「太陽光を捨てて電力に溺れる姿は、もはやマリモとしての尊厳を失っている」と厳しく断罪している。
世間の反応は真っ二つに割れている。「伝統的な光合成こそがマリモのアイデンティティ」と憤る年長世代に対し、若手マリモからは「効率を求める何が悪いのか」「太陽光に縛られる時代は終わった」とDJを擁護する声が噴出。特に、かつて『多面体ブーム』で角出し整形を繰り返した個体たちが、こぞってDJのスタイルを模倣し始めており、湖底は現在、光り輝くサイバーパンクな無法地帯と化している。中には、「電力供給が止まれば、彼らは一瞬でただの苔に戻る」と、今回の法廷闘争を静観する冷ややかな層も存在するようだ。今後の判決次第では、マリモの生き方そのものが再定義される歴史的な局面を迎えている。
湖底のカリスマDJ『藻・メタリカ』の電力依存事件、ついに法廷闘争へ!「太陽光はタダの権利」と自治体が提訴
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あまりに情けない