北海道阿寒湖畔の阿寒小中学校が、教育改革の一環として全校生徒を本物の「天然マリモ」に置き換えるという前代未聞の教育方針を発表した。これまで人間が座っていた机には、特注の培養水槽が設置され、数千個のマリモが登校。校長は「個体差こそが究極の多様性。言語や数式を覚えるよりも、光合成の効率を極める方が社会に出た後の生存戦略として理にかなっている」と語る。また、教員免許状はすべて園芸療法士の資格へと書き換えられ、給食も生徒たちの栄養源となるミネラルウォーターへと順次変更される見通しだ。
本件は、少子化による廃校危機を打開するための奇策として、地元教育委員会が「マリモの保護・育成」と「学級崩壊の防止」を同時に達成する目的で承認したもの。マリモの学級目標は、動かずに緑を濃くする『現状維持の極み』に決定している。また、従来の中間テストに代わり、週に一度の「水替えチェック」と「日光浴の適切な角度」が成績評価の対象となる予定。植物と人間の共生という観点から、文部科学省も「前例がないが、学力が可視化されないためクレームが出にくい」という驚きの理由で黙認の姿勢を示している。
「宿題はなし、ただし光合成は毎日しっかり」「いじめの概念がない、なぜなら誰も動かないから」「親との面談は水槽越しに語りかけるだけでOK」という驚異の教育環境に対し、賛否両論が巻き起こっている。かつて卒業生が「マリモより人間の方が個性的だと思っていたが、今のマリモの方が将来の安定感がある気がする」とコメントするなど、地元の保護者たちの間でも、マリモを我が子として愛でる「グリーン・ペアレンティング」が静かなブームとなっている。
阿寒湖の小中一貫校、ついに「マリモ全校生徒化」を強行 教員陣は光合成で給食を代替
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