阿寒湖のゲーマー界隈で、待望のオープンワールド最新作『藻掻(もが)け!阿寒湖:ゼロ・グラビティ・グリーン』がリリースされ、発売初日から阿寒湖の全マリモがモニターの前で凍りついている。本作は、自らの光合成エネルギーを消費してわずか数ミリずつ移動する「超・リアル系マリモシミュレーター」だ。驚くべきは、開発陣が「マリモはそもそも秒速で動かない」という生物学的正論を突き詰め、操作入力を受け付けるのは一日一回だけという、前代未聞の極限仕様を採用したことである。プレイヤーは自身の分身であるマリモを、阿寒湖の底で数ヶ月かけて数センチ動かすという壮大な禅の境地を体験することになる。多くのゲーマーが「ゲームを起動したのに画面が止まっていると思った」と勘違いし、返品申請が殺到する事態となった。
本作の開発を手掛けたのは、かつて『流線型マリモの逆襲』で一世を風靡した阿寒湖の気鋭スタジオ。プロデューサーは「プレイヤーにマリモの『じれったさ』と『悠久の時』を追体験してほしかった」と語る。なお、ゲーム内の時間は阿寒湖の実際の季節とリンクしており、冬場はゲーム内のマリモも冬眠するため、プレイヤーは数ヶ月間一切の操作ができないという「現実とリンクしたニート体験」が可能だ。課金要素である「太陽光ブースト」を使用しても、せいぜい移動速度が0.01ミリ上がる程度であり、重課金兵たちが阿寒湖の底で微量な移動のために必死に課金する姿は、ある種の悲哀すら漂わせている。
この驚異的な「何もしないゲーム」に対し、世間では「これはゲームではなく修行だ」という批判と「現代社会の疲れを癒やす真の傑作」という称賛で真っ二つに割れている。SNS上では、一年間放置した末に阿寒湖の反対側に到達したプレイヤーの動画が数百万再生を記録するなど、一部の界隈ではカルト的な人気を博している。一方で、「操作ができるのが月一回なら、ログインするのを忘れて一生終わらない」といった、マリモの寿命をも超越した懸念の声も上がっている。
リリース直後から、阿寒湖界隈の掲示板では「ログインしたら藻が生えていた」「俺のマリモが隣の岩に挟まって詰んだ」といった悲鳴が絶えない。中には、ゲーム内の時間が進みすぎて、自分のマリモが巨大化しすぎて画面を覆い尽くし、アプリが強制終了したという都市伝説的なバグ報告も散見される。開発側は「これはバグではなく、マリモが順調に成長している証です」と強気なコメントを出しており、今後もマリモ界のeスポーツにおける議論の中心となりそうだ。
マリモ界のeスポーツ界隈が騒然!新作オープンワールド『藻掻(もが)け!阿寒湖:ゼロ・グラビティ・グリーン』の難易度が「動けない」と話題に
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