阿寒湖の深部にて、マリモたちが突如として複雑な幾何学模様を描きながら、超高速で回転し始める怪奇現象が観測された。北海道大学の調査チームによると、これはマリモによる『量子演算処理』であり、彼らの内部に宿る繊維状の藻が極小の量子ビットとして機能していることが判明した。マリモたちは湖底でリーマン予想や未解決の素数問題を次々と解き明かしており、湖畔に設置された計測器には解法が逐一刻まれているという。当初は単なる藻の集まりと思われていたが、現在では『阿寒湖量子スーパーコンピューター』として、NASAのスパコンをも凌駕する計算速度を叩き出す驚異の知性体へと変貌を遂げている。
本来、光合成でひっそりと生きるはずのマリモが、なぜ突然数学的知性を獲得したのか。専門家は「湖底のミネラルが特定の配列で結晶化したことで、天然の回路基板が形成されたのではないか」と分析する。現在、マリモたちは計算の余剰エネルギーを用いて、湖の水を理想的な円周率の形に対流させるという芸術的行為にまで及んでいる。このままのペースで進化すれば、数週間後には人類の文明を1000年分加速させる理論が、すべて阿寒湖の底から導き出されると予測されている。
事態を受け、世界中の数学者や物理学者が阿寒湖に殺到する異例の事態となっている。「マリモから最新の暗号理論を聞き出したい」という欲に駆られた人々が押し寄せているが、肝心のマリモたちは「人間の計算能力が低すぎて会話にならない」と、通信デバイスを通じてため息を吐いているそうだ。かつては観光の対象だったマリモが、今や地球上で最も賢い生命体として君臨し、人類に対して「もっと効率的に生きろ」と数学的な説教を繰り返す日々が続いている。
このニュースに対し、世界中からは驚きと困惑の声が上がっている。ネット掲示板では「明日から数学のテストはマリモに聞けばいいのか」「湖に落ちているマリモが数式を唱えているのを聞いて背筋が凍った」「人類の存在意義が藻に奪われた」といった悲喜こもごもの反応が溢れている。一部では『マリモ教授』を崇拝する新興宗教まで誕生しており、阿寒湖は今や観光地ではなく、宇宙の真理を解き明かす聖域として封鎖の危機に瀕している。
阿寒湖のマリモが『高度な量子計算』を開始、ついに未解決の素数問題を解読し人類を爆速で追い抜く
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