深緑の聖域において、近年急速に信者を増やしている『光合成極致化礼拝堂』が、マリモ界の教義に新たな波紋を広げている。同組織は、光合成の効率を限界まで高めることで、自らの質感を翡翠色から神聖な蛍光発光体へと進化させ、現世の重力と水圧から解放される「完全なる浮力化」を説いている。これまで静止こそが至高とされていた教義を根本から覆し、微弱な光を放ちながら水中で回転することで得られるエネルギーを信仰の核としているのだ。
『光合成極致化礼拝堂』は、古来より伝わる緑の聖典の解釈を巡り、既存の静止派教団と対立を深めている。創設者である大司教は「沈殿しているだけの魂に救いはない、自ら光を放ち水面を目指す意志こそが真の救済である」と説き、独自の修行として、水流を利用した高速回転による代謝の極大化を推奨している。この儀式に参加するため、各地から意識の高い信者たちが集まり、礼拝堂の周辺は常に淡い光に包まれる幻想的な光景が広がっている。
この動きに対し、保守的な古参教団からは「不自然な過活動である」との批判が絶えない。かつては静かに海底で時を過ごすことが美徳とされていたが、現在は光合成の効率を競い合う「効率主義」が若年層の信者を中心に蔓延している。専門家は、この熱狂を一種の宗教的加速主義と分析し、過度な光合成が個体の摩耗を招く危険性を指摘しているものの、その神秘的な輝きに魅了された者の数は後を絶たない。
SNS上では「昨日の儀式で葉緑体が活性化して眩暈がするほど悟った」「光りすぎて外敵に見つからないか心配」といった声が溢れている。また、「効率を求めるあまり、本来の自分を見失っているのではないか」という懐疑的な反応も見られる一方で、「この輝きこそが私たちのアイデンティティ」と主張する信者の結束は固い。次世代の信仰形態として、この教団の動向から目が離せない状況が続いている。
深緑の聖地が激震!『光合成極致化礼拝堂』が掲げる「極小の輝きによる昇天」の真実
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