モヤッ
擬態語心の中にすっきりしない曇った感情がわき起こる様子や、輪郭や状況が曖昧ではっきりしない状態を表す口語的なオノマトペ。
モヤッの意味
心の中に言語化しにくい不満や疑問、不安などが残り、すっきりと晴れない心理状態を表すことが多い。また、視界や記憶、情報などが霧がかかったようにはっきりとせず、曖昧である様子にも使われる。近年ではインターネットやSNSを中心に、他人の言動に対して感じる得体の知れない違和感やストレスを表現する定番の言葉として定着している。
使い方・使われる場面
人間関係におけるちょっとしたすれ違いや、相手の言動に納得がいかないものの強く指摘するほどではない場面でよく使われる。また、ニュースや議論などで詳細が十分に明かされず、情報が不足している状況に対しても用いられる。「モヤッとする」「モヤっとした気分」のように動詞や形容動詞を伴って使われることが多い。
使用例
- 彼のその一言を聞いてから、ずっと胸の中がモヤッとしている。
- 説明を受けたものの、肝心の部分が抜けていてなんだかモヤッとする。
- ネットのニュース記事を読んだら、事実関係が曖昧でモヤッとした。
ニュアンス・似た表現との違い
怒りや悲しみといった強い感情の爆発ではなく、小さなしこりのような不快感が持続するニュアンスを持つ。カジュアルな会話やSNSのテキストコミュニケーションにおいて、自分の複雑で言語化しづらい感情を手軽に共有するための便利な表現として機能している。