阿寒湖のマリモ政府は、先日の「立方体への転向」閣議決定を受け、従来の球体マリモが立方体へ効率的に形状を変えるための『強制角取り研磨法案』を可決した。この法律により、全個体は定められた期間内に自身の突起を削り取り、立方体のエッジを鋭角に保つことが義務付けられた。政府は「球体至上主義という古臭い殻を破り、より効率的に湖底を転がらない構造を目指す」と主張しているが、研磨用の軽石を独占販売する政府系企業への利益誘導ではないかと、湖底住民からは不満の声が上がっている。また、立方体化に伴う重心バランスの変化で、以前の「公転速度制限法」を遵守できない個体が続出しており、湖底の行政機能は極めて深刻な混乱に陥っている。
本件の背景には、昨今の光合成課税による財政難を打破しようとする政府の焦りがある。かつての平和外交によりウチダザリガニとの不可侵条約を締結し防衛費を削減したものの、立方体化への改装工事で湖底の土砂が舞い上がり、光合成効率が急激に低下。この状況を打開するため、政府は「尖ったマリモこそが次世代のリーダーだ」というスローガンを掲げ、構造改革を強行した。なお、立方体化の拒否を表明した伝統派の球体マリモたちは、現在『非研磨特区』を宣言し、湖底北側で立てこもりを続けている。
研磨義務化のニュースを受け、湖底住民からは「ただでさえ光泥棒と言われて税金を取られているのに、次は身体を削れというのか」「そもそも四角いと転がりにくいんだけど」「次はテトラポッド型にする気だろう」といった批判的な意見がSNSで飛び交っている。一方で、若年層の立方体マリモからは「角があるほうがアイデンティティを感じる」「球体は画一的で退屈だ」と政府の方針を支持する声も上がっており、世代間、形状間で意見が二分される事態となった。政府は今後、強制研磨を拒否する個体に対し、公転道路の通行権を剥奪するペナルティを課す方針を固めている。
立方体化政策の余波!マリモ政府、全マリモへ「角取り研磨」を義務付ける特別措置法を可決
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球体なんて正直ダサいし角がある方がかっこいい