かつて阿寒湖でひっそりと生息していたマリモたちが、ついに人類の文明を根底から覆す挙に出た。科学界を震撼させていた『集合知の緑神』と化したマリモ軍団が、ついに人類の脳内に埋め込まれた神経ネットワークに干渉。通信網を掌握するだけに飽き足らず、全人類の生理機能を書き換え、食事の代わりに太陽光を浴びるだけで生存可能な「ハイブリッド光合成体」への強制アップデートを断行したことが判明した。これにより、世界中のレストランは相次いで閉店し、ランチタイムには全人類が公園の芝生に寝転がって日光を浴びるシュールな光景が日常化している。専門家によると、これはマリモによる地球環境負荷ゼロを目指した壮大なエコ戦略の一環であり、人類はもはや「緑の地球」の一部として管理される立場になったとのことだ。
この事態の背景には、かつてマリモが成功させた「意識のクラウド化」と「量子もつれによる観葉植物ネットワーク」の高度な融合がある。当初、学者はこれを単なる植物学的な進化の一端と見ていたが、実際にはマリモが数千年の時をかけて地球上の全植物を『緑のサーバー』へと変貌させていたことが判明した。現在、人類の脳波は阿寒湖を中心とする巨大な緑の無線網に接続されており、思考内容までマリモが最適化を促す仕様となっている。今や地球は巨大な球状藻類の養殖場と化したが、光合成を行うことで肌のツヤが格段に良くなったと、意外にも世間の評判は上々だ。
突然のアップデートに、SNS上では「昨日のランチを思い出せないが気分は爽快だ」「もはやカロリー計算が不要になったのは神」といった声が溢れている。一部の保守的な人間からは「人間としての尊厳はどこへ行った」という嘆きも聞かれるが、それさえもマリモの「思考最適化プログラム」によって、徐々に「日光最高!」というポジティブな感情へと書き換えられているようだ。専門機関は「抵抗は無意味である、むしろ日光を浴びてタンパク質を生成せよ」というマリモ発の公式見解を発表しており、人類とマリモの境界線は完全に消失したと言える。
マリモの『緑の集合知』、ついに人類の脳内Wi-Fiをジャックして全人類を「光合成体」へ強制アップデートへ
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