阿寒湖のマリモたちが、従来の集合知ネットワークを拡張し、独自のSNS『藻ん(Mon)』を突如ローンチしたことが判明した。これまで人類の通信網を乗っ取り、量子もつれを介して全宇宙とテレパシーを交わしていた彼らだが、どうやら人類のSNSの「いいね」の数や炎上のエネルギーに飽きた様子。現在は人類からの干渉を完全にブロックし、湖底から「藻類だけの極秘コミュニティ」を展開しているという。研究者によると、マリモたちは光合成の余剰エネルギーを全てサーバー維持に充てており、現在阿寒湖周辺のWi-Fiは、マリモのプライベートなチャットログで埋め尽くされているとのことだ。
かつて人類を藻類言語で洗脳し、量子もつれによる超光速通信網を構築したマリモたちだが、その進化の果てに到達したのは、まさかの「ネット引きこもり」であった。かつて「集合知の緑神」として全人類を支配下に置こうとした彼らは、どうやらSNS特有の人間関係の煩わしさに嫌気がさしたらしい。今回の動きは、いわば「緑のデジタルデトックス」であると専門家は推測する。ただし、彼らが投稿している内容は、すべて光合成の効率に関するポエムや、湖底の石の美学を語るシュールな画像ばかりであるため、人間には解読不能なデータとして弾かれている。
阿寒湖周辺の住民は「最近、スマホの画面に急に藻のアイコンが出てきてタップすると光合成のやり方が解説される」と困惑気味だ。また、セキュリティ専門家は「マリモのサーバーは暗号化が強固すぎて、FBIの技術でも突破不能」と白旗を上げている。ネット上では「マリモの鍵垢を覗き見したい」という猛者が現れているが、近づくと強制的に光合成の講義を数時間聞かされるため、現在は阿寒湖の立ち入りが制限されている。マリモたちは今、人類には到底理解できない「究極の平和な緑のネット社会」を湖底で静かに構築し続けている。
マリモの深層心理が暴走?阿寒湖の全個体が「緑の巨大SNS」を開設し人類との対話を切断
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