マリモ銀河連邦は本日、地球の公転軌道が「不完全な楕円」を描いていることに激怒し、即時「完全真円」への軌道修正を敢行すると宣言した。連邦主席である巨大マリモ・アルゴス氏は、「角を無くし、全人類を球体化させた今、軌道だけが歪んでいるのは精神衛生上耐え難い。楕円という半端な形は、我々の究極の回転美学を冒涜するものだ」と糾弾。修正作業のため、地球は一時的に太陽系から離脱し、宇宙の公道で大々的なドリフト旋回を行う予定だという。この暴挙に対し、天文学者たちは「公転が真円になれば季節が消滅し、地球の気候が『超・一定』になってしまう」と警鐘を鳴らしているが、連邦側は「一定こそが究極の回転である」と一蹴した。

地球の「地軸の強制修正」や「角張った文化の撤去」を強行してきたマリモ銀河連邦だが、今回はついに太陽系規模の物理法則改変にまで手を広げた。連邦内の過激派「回転原理主義者」たちの間では、地球を巨大なマリモの一種として認定し、宇宙空間で転がすことで浄化を図るという「地球マリモ化計画」が着々と進行中である。今回の軌道修正は、その壮大な計画の第一歩に過ぎず、物理学の教科書を白紙に戻す必要があることは明白だ。

このニュースを受け、世界中の住民からは「季節が選べなくなるのは困る」という実利的な懸念と、「真円の軌道で見える景色はどんなものか」という好奇心が入り乱れている。一方、SNS上では「回転こそが正義」と信じる若者たちによる「全人類ローリング運動」が活発化しており、街中ではあちこちで人間が地面を転がりながら通勤する光景が常態化しつつある。政府は「転がっている最中に急停止しないでほしい」と呼びかけているが、マリモ帝国の影響力の前では、もはや既存の物理法則や社会常識は何の防波堤にもなっていないのが現状だ。