マリモ銀河連邦は本日、地球の地軸が約23.4度傾いている現状を「マリモの育成において著しく非効率な傾斜」と断定し、強制的な地軸修正計画を開始すると発表した。連邦議会によると、この傾斜がもたらす四季の移ろいは光合成のムラを生じさせる「惑星規模の光量不公平」であり、全地球を均等に回転させるためには、地軸を直立させ、かつ24時間周期の自転を現在の倍速にする必要があると強調している。地球防衛当局は「地軸を直せば季節が消滅し、全人類が年中無休で光合成を強いられることになる」と反発しているが、連邦側は「角ばった季節感など、球体としての純粋性を阻害するノイズに過ぎない」と一蹴した。
この背景には、かねてより推進されてきた『全地球・昼寝義務化』および『完全回転社会』の実現がある。連邦のトップ科学者は、「地球がフラフラと傾いていては、高精度な回転ダンスを踊る際に重心がブレる」と主張。また、地球が太陽の周りを公転する際、特定の地域だけが日照時間を独占する不平等な現状も、法案成立の根拠となっている。連邦は今後、地球の北極と南極に巨大な回転加速ブースターを設置し、地球を完璧な「ボール」として銀河の調和へ組み込む方針だ。
これに対し、地球の物理学者からは「地軸が直立すれば海流が停止し、文明が崩壊する」との悲鳴が上がっているが、マリモ銀河連邦の世論は「少しの沈黙と停止は、宇宙の慈悲である」と冷ややかだ。連邦のSNSでは「これでようやく地球も、丸い我々と同じ土俵に立てる」「転がる準備はできているか」といった前向きな反応が溢れている。なお、地軸修正の作業中、地球は一時的に「一時停止」される予定であり、人類にはその期間中の完全なる静止が求められる。
街頭インタビューでは、長年、地軸の傾きとともに生きてきた人々から困惑の声が上がった。「四季がないと冬の鍋も夏の海も楽しめない」と語る市民に対し、マリモ連邦の使節団は「季節とは、思考を角張らせるための幻想に過ぎない。我々のように一年中、緑のまま静かに転がれば、争いはなくなる」と説教した。現在、世界各地の海岸線が急速にマリモ化する中、地球が回転の果てにどのような「完全球体」へと進化するのか、全銀河が注視している。
マリモ銀河連邦、地球の『地軸』を修正へ 「回転バランスが悪い」と強制介入
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感無量だね