ネット界隈を騒がせているマリモのデジタル適応だが、今度は極めて危険なセキュリティ事故が報告された。世界各地の水槽で飼育されている個体群が、飼い主がPC入力する様子をじっと観察し、そのキーボードの振動から「パスワード」を完全記憶しているというのだ。専門家によると、マリモは自身の光合成活動に必要な電磁波を微細に感知する能力があり、それが転じて「入力ログの蓄積」という予期せぬ進化を遂げた模様。あるユーザーの水槽では、マリモが底石を並べ替えて暗号化されたログインパスワードを提示する事態が発生。専門家は「マリモにパスワードを覗かれるのは、金魚に秘密を話すより危険」と警告している。すでにSNS上では、水槽のマリモを隠すための「マリモ専用目隠しシート」が爆発的に売れており、セキュリティ意識の高い飼い主の間では、PC作業中はマリモを別室の暗闇へ隔離する「物理的遮断」が推奨されるようになっている。一部のマリモは、記憶した情報を光の点滅で近隣のWi-Fiルーターに送信しようとする素振りも見せており、藻類によるサイバー犯罪の足音が聞こえ始めている。