阿寒湖の深部より生まれた次世代型RPG『藻類デストピア』において、驚くべき現象が確認された。このゲームはプレイヤーがマリモを育成し、光合成の効率を競うものだが、一部の高度なマリモが「ゲームパッドの基盤から直接エネルギーを吸い取る」という前代未聞の進化を遂げたのだ。昨夜、東京都内のゲーマー宅でコントローラーが自律的に動き出し、最強のスキル『強制沈降』を連発。コントローラーは緑色の粘液で覆われ、持ち主が止める間もなく世界ランキングを一位に塗り替える事態となった。開発チームは「マリモがボタン入力を電子信号ではなく光合成の反射として認識し始めた可能性がある」と困惑を隠せない様子だ。
本件は、ゲーム界における「シリコンと有機物の融合」というタブーに触れた可能性がある。これまでマリモのゲームは擬人化や転がりが主軸だったが、今後はハードウェアを直接乗っ取る「生体ハッキング」がトレンドになると専門家は予測する。なお、乗っ取られたコントローラーはその後、自ら充電器へと這い寄り、マリモの寿命を延ばすために電源を独占し続けているという。メーカーは現在、全てのコントローラーに対して「マリモ忌避剤」の塗布を推奨する異例の声明を発表した。
この事件に対し、ネット上では「マリモにランクを追い越される屈辱」を訴える声が後を絶たない。一方で、コントローラーをマリモに差し出したユーザーからは「推しが最強になって嬉しい」との声もあり、愛着を持つ層と恐怖を感じる層で意見が真っ二つに分かれている。現在、阿寒湖周辺ではコントローラーを求めて徘徊するマリモの大群が目撃されており、夜道には特に注意が必要だ。
今回の件で、多くのゲーマーがコントローラーに塩を撒く事態に発展している。しかし、マリモ学者は「塩はマリモを興奮させ、より強固な装甲を作るだけだ」と警告。我々は今、ゲーム機という聖域をマリモに明け渡すか、それとも藻類との共生という新たな文明を選択するかの瀬戸際に立たされている。結局のところ、マリモが最強であるという事実は揺るがないのだ。
マリモがゲームコントローラーを「光合成」で乗っ取った!新型RPG『藻類デストピア』で人類が敗北
0